綺麗な見た目と歯の機能を整える、矯正歯科

歯の並び方を整えることは、見た目や顔型にかかわる“審美性”や、ものを噛む・歯並びを保つ“機能性”の両面で重要な治療です。
この重要性をもとに、より快適な治療の実現と患者さまの笑顔をめざして取り組んでおります。
当院にはお子さまから成人の方まで、様々な年代の方にご来院いただいております。
皆様が長きにわたって健康で居続けられるよう、歯の健康を保つ重要性やご相談にしっかり応えることが、当院の大切な役割だと考えております。
矯正治療をお考えの方は矯正相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。
プチ矯正

プチ矯正とは、歯全体ではなく、前歯など気になる一部の歯並びだけを整える矯正治療です。
通常の全顎矯正に比べて、治療期間が短く、費用も抑えられるのが特徴です
治療範囲や使用素材によって、見た目・期間・費用が変わりますので、まずはカウンセリングでご希望に合った方法をご相談ください。
- 短期間で効果が得られる(数ヶ月~1年程度が一般的)
- 費用が抑えられる(全体矯正の約半分以下)
- 気になる部分だけを改善できる
- セラミックなどの審美素材を使えば、見た目にも自然で目立ちにくい
- 全体的な噛み合わせの改善は難しい
- 歯並びのズレが大きい場合は適応できない場合がある
- 部分的に動かすことで、歯への負担が偏る可能性もある
- 使用する装置によっては見た目に金属が見えることもある
メタルブラケット(金属)
見た目よりも機能性・コスト重視の方、奥歯中心の部分矯正の方にオススメです

- 丈夫で壊れにくく、コストが抑えられる
- 細かな歯の動きに優れており、確実な矯正力が得られます
- ただし、金属色が目立ちやすく、審美性には劣る点があります
セラミックブラケット
人と接する機会が多い方、自然な見た目を重視したい方にオススメです

- 歯の色に近く、装着しても目立ちにくい
- 審美性に優れており、特に前歯の矯正に人気があります
- 一方で、やや割れやすく、費用が高めです
マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、透明な取り外し式のマウスピース(アライナー)を使って歯並びを少しずつ整える矯正方法です。
従来のワイヤー矯正のような金属装置を使わず、見た目が自然で快適な治療が可能です。
食事や歯みがきの際には取り外せるため、清潔に保ちやすいのも特徴です。
歯並びや生活スタイルに合わせた治療プランを立てることで、美しく自然な仕上がりを目指すことができます。
- 透明で目立ちにくいため、周囲に気づかれにくい
- 取り外し可能で、食事や歯みがきがしやすい
- 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がない
- 治療のシミュレーションにより、治療後の歯並びを事前に確認できる
- 比較的痛みや違和感が少ない
- 1日20時間以上の装着が必要で、自己管理が重要
- 装着時間が不足すると効果が出にくい
- 歯の移動量が大きいケースや骨格性の不正咬合では、適応が難しい場合がある
- 細かな調整が必要な場合、追加のマウスピースが必要になることもある
インビザライン(Invisalign)
精密で確実な結果を求める方、全体矯正にも対応したい方にオススメです

- 世界100か国以上で導入、臨床データが豊富
- 幅広い症例(軽度〜重度)に対応
- アプリで装着状況や進行を確認できる
- 高精度な3Dプリントによる快適なフィット感
クリアコレクト(ClearCorrect)
軽度の歯並び改善を希望する方、費用を抑えてマウスピース矯正をしたい方にオススメです

- インビザラインより価格を抑えやすい傾向
- 素材がやや柔らかく、装着感が良い
- 軽度〜中等度の症例に適応しやすい
- 必要に応じて段階的な治療計画変更がしやすい
顎顔面矯正

顎顔面矯正(がくがんめんきょうせい)とは、歯並びだけでなく、顎の骨や顔全体のバランスを整える矯正治療です。
歯を動かすだけの矯正とは異なり、顎の成長発育を正しい方向へ導き、呼吸や噛み合わせ、顔の形の調和までを考慮して行うのが特徴です。
特にお子さまや成長期の患者さんでは、顎の成長を利用して骨格的な問題を改善できるため、早期から始めることで将来的な歯並びの安定にもつながります。
成人の場合は、ワイヤー装置によって歯列と咬合のバランスを整え、機能的で美しい口元を目指します。
- 顎や顔の成長バランスを整えることができる
- 歯並びと噛み合わせを根本的に改善できる
- 成長期に行うと、将来的な外科的矯正の可能性を減らせる
- 呼吸や発音、姿勢にも良い影響を与えることがある
- ワイヤー矯正により、精密な歯の移動が可能
- 装置が目立ちやすい(メタルブラケットの場合)
- 痛みや違和感が出ることがある(特に調整直後)
- 食事や歯みがきがしにくく、清掃管理が重要
- 成人の場合は骨の成長が終了しているため、改善の範囲が限られることがある
- 治療期間が比較的長い
治療内容
顎顔面矯正では、目的や年齢に応じて次のような治療を組み合わせます

- 拡大装置(スクリューやプレートなど)による上顎・下顎の骨の成長誘導
- ワイヤー矯正装置(ブラケットとワイヤー)による歯の細かい移動
- 必要に応じてゴム牽引や補助装置を使用し、上下の噛み合わせを調整
| 第Ⅰ期治療開始 【5〜7歳】 |
顎の成長誘導期
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|---|---|
| 経過観察期 【8〜10歳】 |
軽度調整期
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| 第Ⅱ期治療 【11〜13歳】 |
仕上げの歯列矯正
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