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いまさら聞けない!正しい歯みがきの仕方

2024年4月22日

いまさら聞けない!正しい歯みがきの仕方

こんにちは。

大阪府吹田市江坂の「はやし歯科クリニック」です。

歯磨きは健康なお口の中の環境を保つ上で大切な日常的な習慣です。

しかし、多くの方はあまり意識をしていないかもしれません。

この記事では、効果的な歯磨きの正しい方法、道具などを詳しく解説します。

ご自身の歯みがきに自信のある方もない方も、知識を新たにしたい方も、効果的な歯みがきの要点を一緒に見ていきましょう。

正しい歯みがきの基本

正しい歯磨き

むし歯や歯周病は、歯に付着したプラーク(歯垢)に含まれる細菌が原因です。

その対策として、歯ブラシで歯を磨くことでプラークを取り除き、口の中を清潔に保つのが重要なのです。

特に就寝時は唾液の分泌が減少するため、細菌の増殖が進みやすくなります。

そのため、寝る前の歯みがきは口内環境を保つ上で大変有効な習慣です。

基本的な歯みがきの方法を紹介します。

ぜひこの機会に歯の磨き方を確認してみてください。

歯ブラシの持ち方

基本的には鉛筆を持つように握る持ち方、ペングリップで持ちましょう。

無駄な力が入りにくいので、歯や歯ぐきをいためることがありません。

ブラッシング圧

歯を磨く時の力加減ですが、毛先が広がらない程度の力で磨いてください。

プラークはきちんと歯ブラシの毛先が当たれば落とすことができます。

ゴシゴシと力任せに磨くと、毛先が開いてしまい、細かいところまで届かずに歯ぐきや歯を傷つけてしまいます。

適切な歯ブラシの選び方と交換時期

お店には柔らかい毛から硬い毛、手動から電動まで、さまざまな歯ブラシが溢れています。

自分のお口の状態に合った最適な歯ブラシの選び方と、新しいブラシに交換するタイミングのサインについて解説します。

歯ブラシを選ぶポイントは以下の通りです。

ヘッドの大きさ

前歯2本分程度のサイズが良いです。奥歯のクリーニングを重視する場合は、奥まで届く小さめのサイズを選ぶと良いでしょう。

毛の硬さ

歯ぐきが健康な方は標準的な硬さ(ふつう)の歯ブラシが良いです。

歯ぐきが炎症を起こしていて敏感な方はやわらかめの歯ブラシを選ぶとよいでしょう。

交換の目安

歯ブラシ 交換のタイミング

歯ブラシの毛は使い続けると徐々に毛先が開いてきたり、弾力が無くなります。

1ヶ月を目安に新しいブラシと交換することをおすすめします。

自分の歯と歯ぐきの状態に合わせ、適切な歯ブラシを選ぶことが大切です。

汚れが残りやすい箇所と磨き方

プラーク(歯垢)は歯の溝・歯と歯の間・歯ぐきの境目に付着しやすいです。

プラークが付きやすい部位を意識的に磨くことで、より効果的にむし歯や歯周病を予防できます。

奥歯のかみ合わせの面

歯ブラシを大きく動かしてしまうと毛先がかみ合わせの溝の中まで届きません。

歯ブラシは常に細かく動かすのが基本となります。

歯ブラシの毛先を奥歯のかみ合わせの面の溝に入れるように1本ずつ丁寧に磨いてください。

一番奥の歯は歯ブラシが届きにくいので横から歯ブラシを当てるようにしてください。

歯と歯の間・歯と歯茎の境目

歯ブラシの毛先を歯と歯の間に入れるように意識して左右に小さく歯ブラシを動かしましょう。

奥歯の頬っぺた側は歯ブラシで頬を横に押し広げてお口の中にスペースを作り、歯ブラシを入れて毛先が歯の面に届いているか確認して歯の間や歯ぐきの境目を磨いてください。

奥歯の裏側を磨く場合は、歯に対して歯ブラシを少し斜めにして歯と歯の間に入れ、前後に小さく動かしながら磨きます。

利き手側の奥歯の裏側は磨き残しが多くなるので注意してください。

下の前歯の裏側は、プラークと唾液中のカルシウムが結びついて歯石がつきやすい場所です。

歯ブラシを立たせてブラシの角の部分を使って歯と歯の間や歯ぐきの境目を磨いてください。

歯の面は1本ずつ丁寧に磨きます。

フロスや歯間ブラシの取り入れ方

歯間ブラシ

歯ブラシによる歯みがきだけでは、歯と歯の間のプラーク(歯垢)を約60%しか除けません。

フロスや歯間ブラシを併用すると約80%~85%までプラークを除去できるといわれています。

ぜひ、フロスや歯間ブラシを使用して、むし歯や歯周病を予防しましょう。

歯ぐきが腫れていたり炎症があると、出血することがあります。

力まかせに無理に挿入してしまうと、歯ぐきを傷つけてしまう恐れがあり、慣れるまでは、鏡を見ながらゆっくりとフロスや歯間ブラシを使ってください。

出血が続いたり痛みがある場合は歯医者さんへご相談ください。

また、普段よりもフロスが通りにくく、歯に引っかかったり切れやすいときは、むし歯の恐れや歯の詰め物が取れている場合があります。

ぜひ、当歯科医院までご相談ください。

⻭間ブラシにはさまざまなサイズがあります。

⻭間部の⼤きさと異なるサイズの使⽤は、⻭や歯ぐきを傷つけたり、ワイヤーが折れて危ないので、部位に合ったサイズを選ぶことが重要です。

サイズは部位によっても異なりますので、分からない場合はお⼝の状態を診させていただいて歯科医師や歯科衛生士がお答えします。

フロスや歯間ブラシを使うタイミングは、お口をすっきりさせたい時などいつでもご利用いただいて大丈夫です。

歯ブラシで全体的に磨いたあとに、細部をきれいにすることをおすすめします。

歯間ブラシを変えるタイミングは、使う部位数や頻度によって異なりますが、毛が乱れたり、ワイヤーが曲がりやすくなってきたら、交換しましょう。

子どもの歯みがき

乳歯が生えてくる頃に離乳食も始まり、母乳やミルクだけの時期とは異なりお口の中の環境も変わってきます。

離乳食後は清潔なガーゼでサッと汚れをふき取りましょう。

仕上げ磨きを始める時期

歯磨きを始める時期は、乳歯が顔を出し始める約6ヶ月頃からです。

最初は、歯ブラシになれることが大切になります。

1歳半頃には奥歯が生えてくるので、歯を磨く習慣を身に付けることを目標としましょう。

子どもが自分で歯みがきを始める時期

子供の歯磨き

子どもがスプーンなどを自分で使えるようになったら、歯ブラシをしっかり持たせて、自分で歯を磨かせてみましょう。

早い段階から歯みがきの習慣を身につけさせることが大切です。

この時期の子どもには上手に歯みがきができないでしょうが、口に歯ブラシを入れているだけでも意味があります。

ただし、歯ブラシを持ったまま歩くと、転んだ時に危ないので目を離さないようにしてください。

子供が歯みがきをしている間は見守り、終わったらほめてあげましょう。

子供が歯みがきを終えた後は、必ず親が仕上げの歯磨きをしてあげることが大切です。

むし歯になりやすい場所とタイミング

乳歯の時期は、むし歯になりやすい「奥歯のかみ合わせ部分」「上の前歯」をしっかり磨くように気をつけましょう。

食後にお子さん自身に歯を磨かせた後、おうちの方が仕上げ磨きをするのが理想ですが、毎回難しい場合は、夕食後や就寝前の歯磨きをきちんと習慣づけることが大切です。

ねている時は唾液量が減り、細菌が増えてしまうため、就寝前の歯磨きはむし歯予防に大切な習慣です。

食事のたびに、お子さんが歯磨きした後にママが仕上げ磨きをしてあげるのがベストですが、毎食後が難しい場合は、夕食後やおやすみ前を日課にしましょう。

寝ている間は唾液の量が減り細菌の量が増えてしまい、起床時には夕食後の約30倍になります。

仕上げ磨きのポイント

前歯

上唇と歯肉の間の「スジ」に歯ブラシが当たると痛いため、上唇を持ち上げ、その部分を隠しながら磨きましょう。

奥歯

奥歯はブラシを奥から前に動かし、特に奥歯の噛み合わせ部分の溝に残りやすいプラークをきれいに取りましょう。

楽しく習慣づける

普段から口元に触れて慣れさせ、歯磨き中に話しかけたり歌ったりすることで嫌がりにくくなります。

時間を短くして早めに終わらせ、褒めてあげるのも大切です。

乳歯が生え揃ったら、仕上げ磨きと定期的な歯科健診がむし歯予防に効果的です。

乳歯のエナメル質が薄いため、むし歯になるとすぐに神経に達してしまいます。

仕上げ磨きと健診で乳歯のむし歯を防ぎましょう。

学童期の歯みがき

乳歯から永久歯に生え変わる時期は、歯並びが変化するだけでなく、歯の強度も変わってきます。

この時期の歯みがきには以下のポイントに気を付けましょう。

・乳歯が抜けてすき間が空くので、その部分を丁寧に磨きましょう。

・永久歯が生え立ての時期は磨きにくくむし歯になりやすいので、丁寧に磨きましょう。

・奥歯は噛み合わせが変化するため、角度を変えて磨きましょう。

・保護者の仕上げ磨きが大切です。磨き残しを防ぎましょう。

・歯並びの変化に合わせ、使う歯ブラシを定期的に見直しましょう。

・食事の量や内容に変化があるので、フッ素入り歯みがき剤を活用しましょう。

この時期の丁寧な歯みがきと検診が、大人の歯の健康の基礎を作ります。

まとめ

歯をキレイにするには、正しい歯ブラシの使い方と道具の選び方が大事です。

歯ブラシの当て方に気をつけて、自分に合った歯ブラシを選ぶことが大切です。

デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると歯みがきの効果が高まります。

幼児期から歯みがきに親しみ、定期的に歯医者さんでチェックしてもらうのも大切です。

そうすることで、大人になってもお口の中に関心が持て、毎日の歯みがきで足りないところをチェックしてもらえ、健康な歯を保つのに役立ちます。

歯や口のことで心配なことや質問がある場合は、当歯科医院に遠慮なく聞いてください。

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