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子どもの矯正のメリット、どんな症状の時に矯正を考えるの?

2023年9月4日

こんにちは。

大阪府吹田市江坂の「はやし歯科クリニック」です。

今回は子ども矯正について、お子さんが治療をするべきかしないべきかをお悩みの方へ、

そのメリットと、子どもの歯並びがどんな状態だったら矯正を考えるべきか、についてお話したいと思います。

子どもの矯正のメリットとデメリットは?

子どもの歯並びやかみ合わせなど、気になるけど費用も時間もかかるだけに、失敗したらどうしようなど、不安になる方も多いかと思います。

そこで、したほうがいいのか、しなくてもいいのかの判断要素として、メリットのご紹介です。

子どもの矯正の主なメリットは次の5つです。

①永久歯の生える方向をコントロールすることができる。

②あごのバランスを整えやすい。

⓷治療期間が短くなる可能性がある。

④コンプレックスの解消につながる。

⑤歯を抜かずに矯正できる可能性が高い。

では、具体的に説明します。

①永久歯の生える方向をコントロールすることができる。

乳歯が抜けず長く残っていると、永久歯が乳歯を避けて生えようとするため、生える位置が理想とは異なる原因となります。

乳歯が抜けるタイミングを計画的にコントロールすることで、永久歯がずれて生える原因を解消し、永久歯の歯並びやかみ合わせを理想に近づけることができます。

また、逆に乳歯が早く抜けてしまった場合、左右の歯が移動してしまい永久歯が生えるスペースがなくなってしまうことがあります。

その場合も器具を装着することで、理想的な位置に永久歯が生えるためのスペースがなくならないよう、処置を行うことができます。

②あごのバランスを整えやすい。

あごも子どもの間に大きく成長します。

噛み合わせの良くない状態をそのままにしておくと、あごの成長のバランスが崩れてしまう可能性があります。

こちらも、子どもの時期に矯正を行うことにより、噛み合わせがよくなり、あごがバランスよく成長し、結果的に顔のバランスが整えられます。

⓷治療期間が短くなる可能性がある。

永久歯生え始める第1期治療(3~10歳)から矯正を始めることができれば、生えてくる歯をコントロールすることができるため、生えるスピードにも寄りますが、第2期治療(思春期成長後~成人)から治療を始める場合と比べて治療期間、費用を抑えることができることもあります。

また、あごの成長もコントロールできるので、第2期治療からも治療が早く終わることがあるほか、第2期治療が必要なくなる場合もあります。

④コンプレックスの解消につながる。

子どもの時期に歯並びを改善することは、歯並びやあごのバランスの悪さなどのコンプレックスの解消につながり、健康的な精神発達の環境を整えることができます。

⑤歯を抜かずに矯正できる可能性が高い。

成人から矯正を行う場合に抜歯をしてスペースの確保が必要な症状でも、あごの成長期である子どもの時期に矯正を行うことで、抜歯をする可能性が減ります。

理由はあごが小さくて永久歯が生えるスペースがない場合は、歯と歯のあいだを広げて永久歯が生えるスペースを確保します。

歯と歯が重ならないように計画的に永久歯を並べるので、スペース確保による抜歯の可能性を減らすことができます。

以上が子どもの矯正の大きなメリットです。

永久歯の生えそろう前の、成長期の途中のお子さんだからできるメリットが大きいですね。

ただ、成長期・思春期の子どもに器具等を装着する為、やはり子どもへの負担は多少あります。

次にデメリットもいくつか紹介します。

①治療期間が長引くこともある。

子どもの矯正はあごの成長がピークを迎える中学生から高校生まで、経過観察を必要とする場合があります。

ケースによっては継続的な治療が必要になることもあります。

②装置によってはむし歯のリスクが高まる。

歯に取り外しのできない器具を装着する場合、食べ物が絡みやすく、歯ブラシが届きにくいため、むし歯のリスクが高まります。

これまで以上に入念な歯みがきと予防ケアが必要となります。

⓷結果に差が出てしまうことがある。

自分で取り外し可能な着脱タイプの装置を使う場合、歯科医院で指示された装着時間などの使用方法を守ることが大切です。

装置の違和感からついついサボりがちになっては矯正が安定せず、治療が進みません。

お子さん自身に理解と協力を得ることができなければ、思うような結果が出にくいです。

お子さんの治療へのモチベーション維持のため、ご家族のサポートが治療成功の道へとつながります。

④歯根吸収の可能性がある

歯根吸収とは、歯の根っこが溶けてしまうことです。

歯根吸収は矯正治療以外でも起こることがあります。

断言はできませんが、矯正治療では歯の生え方をコントロールするため、根っこに強い力が加わることなどが考えられます。

もしも、歯根吸収が生じた場合、矯正治療の中止や、歯の連結・固定など新たな治療が必要となります。

こちらは、小児矯正だからというわけではなく、大人の矯正でも起こりうる症状です。

以上が大きなデメリットです。

費用、時間・負担がかかる治療なだけに、良いことだけではなく、デメリットも治療の心構えの一つとして入れておいたほうがいい知識かと思いましたので、紹介いたしました。

どんな症状の場合、子どもの矯正を考えたほうがいいの?

では、どういった症状の時に承認矯正を考えたらいいのかという不安もあるかと思いますので、こちらで紹介いたします。

受け口

反対咬合(はんたいこうごう)といい、下の歯が、上の歯よりも前に出てしまっている状態のことです。

遺伝的な要因と、それ以外(悪習癖)が原因として挙げられます。

サ行やタ行の発音が難しくなってしまう場合があります。

噛み合わせが良くない

開咬(かいこう)といい、上の歯と下の歯の前歯がしっかりと噛み合わない状態のことです。

開咬の原因は、口呼吸や舌癖、指しゃぶりなどがあり、発音に影響がでます。

また、前歯が噛み合わないと、前歯で食べ物を噛み切ることが難しく、噛むときに使う咀嚼筋(そしゃくきん)への負担が大きくなります。

このような場合、顎関節症のリスクも高くなり、見た目の問題だけでなく健康面への影響も少なからずあります。

前歯が出ている

上顎前突(じょうがくぜんとつ)といいます。

上顎前突は、遺伝など先天的な要因と、指しゃぶりや舌癖、口呼吸など後天的な要因があります。

口が開いた状態になりやすいため、口の中が乾燥するため、むし歯や歯周病になりやすいです。

また、食べ物を正しく噛むことが難しいため、子どもの成長を妨げてしまうこともあります。

歯並びがガタガタしている

乱杭歯(らんぐいし)といいます。

歯の生え変わりの時期に乳歯がなかなか抜けず、大人の歯が出て来ることができず、乱杭歯の原因となることがあります。

また、「あごの発達が十分でない」、「歯が大きい」などの遺伝的要因もあります。

歯並びが悪いと、歯磨きがしにくくむし歯や歯周病になりやすくなってしまいます。

まとめ

以上で子どもの矯正のメリットと始めるきっかけとなる症状のお話を終わります。

子どもの歯並びや骨格は、遺伝的なものや癖が原因で悪くなってしまいます。

歯並び治療などを受けて、徐々に改善しながら将来を見据えて矯正治療を行うことで、健康的で理想に近い歯並びや顔のバランスを守っていくことできます。

お子さんの歯と体の健康を守るため、成長期のお子さんに適した治療があります。

もし、子どもの矯正を始めるか、お子さんの歯並びなどに矯正が必要なのかどうか、不安に思うことがあれば、是非一度当院にご相談ください。

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