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予防歯科はどんなことをするの?

2023年9月11日

こんにちは。

大阪府吹田市江坂の「はやし歯科クリニック」です。

皆さん予防歯科という言葉をよく耳にするかと思います。

今回は、予防歯科とは何か、目的と具体的な治療についてお話ししたいと思います。

予防歯科とは?

「歯科」という言葉がついているので、診療科があるのかと思われがちですが、実はそのような診療科はありません。

歯科医院にある診療科は全部で4種類で、「歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「歯科口腔外科」です。

予防歯科とは、虫歯や歯周病などの口の中の病気を予防するといった考え方のことを言います。

一般的に「予防歯科を始めましょう」という呼びかけに使われており、むし歯や歯周病を予防できるよう意識しましょうという意味が込められています。

予防歯科の目的

「8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動」という言葉を聞いたことはありますか?

これは厚生労働省や日本歯科医師会が推奨している運動があります。

これは、80歳になっても自分の歯を20本以上残そうとする運動のことです。

以前は、「一生自分の歯で食べよう」という標語が使われていました。

「8020」は、こちらをわかりやすく数値目標化したものと言われています。

(永久歯の数は28本ですが、20本あれば固い食品を噛むことができることが科学的に明らかになっているそうです。)

歯は一生のもの。

一度削ってしまった歯は、元には戻りません。

つまり、予防歯科の目的は、将来の為に今からでも1本でも多く歯を残すことです。

歯が痛くなってから歯医者に行く。

詰め物がとれたなどの口の中の問題が起きてから歯医者に通う。

のではなく、

むし歯や歯周病になる前に歯医者に行く。

早期発見するために歯医者に行く。

という考え方(プロフェッショナルケア)とともに、

普段の歯磨きやフロスなど、家でできる予防(セルフケア)のセットで考えていくことが大切です。

予防歯科のメリット

・健康な歯を長期にわたって維持することができる

・むし歯、歯周病を早期発見、治療できる

・認知症のリスクが低減する

・健康寿命が伸びる可能性が増える

・結果的に医療費の負担が軽くなる

・全身の疾患を予防できる

・歯が美しく保つ

定期健診を受けることで、短期的には費用とお金を要します。

そもそも仕事などを理由に予約をとることも後回しにしがちです。

ただ、むし歯や歯周病を放置してしまい、結果的には長期にわたって通院することになり、費用と時間を要することとなります。

口の中が健康になれば、歯医者に通う回数、時間も減ります。

もしお心当たりのある方、少し勇気はいると思いますが、是非当院へご連絡ください。

歯科検診のペースでいくもの?

結論から言うと3~6カ月に一度受けることが望ましいです。

ただ、通うたびにむし歯や歯周病などの問題がなく終わってしまうと、歯科検診へのモチベーションを保つのが難しくなり、そのまま予約するのは明日でいいかと毎日後回しになりがちです。

義務のように毎月通うのも悪くないですが、負担となっていつか通わなくなるのもよくありません。

ではどんな心構えで通うことが負担にならずずっと長く続けられるかというと、

①検診を受けた日に次回の予約をとってしまう。

②美容院の感覚で、身体のメンテナンスの一つとして気軽にとらえる。

ことがお勧めです。

実際に、治療のない歯科検診は、気持ち良いものです。

歯のブラッシングは歯のプロが丁寧に磨き、歯石を除去していきます。

終わった後は、お口の中は、すっきり爽やか、爽快気分です。

予防歯科は具体的にどんなことするの?

先ほども軽く触れましたが、予防歯科には

歯医者で行う予防の「プロフェッショナルケア」

自宅で行う予防の「セルフケア」

があります。

では、具体的に触れていきましょう。

プロフェッショナルケア

プロフェッショナルケアとは、歯科衛生士などによる歯磨きの指導や予防処置のことをいいます。

①むし歯のチェック

レントゲンなどの精密機器の使用や歯科医師が目視でむし歯の有無をチェックします。

初期のむし歯であれば修復することが可能ですが、自覚症状はなく、見た目もほぼ変わりないためご自身で見つけることが困難なことが多いです。

②歯茎チェック

歯垢や歯石、歯茎の色や炎症・出血の有無、歯周ポケットの状態、歯のぐらつきをチェックします。

歯科健診を受けたことのある方はご存じかと思いますが、歯茎をチクチクされながら英語と数字を言いながら、チェックをします。

これは歯周ポケットの状態をチェックしていて、歯と歯茎の間の溝の深さをチェックしています。

この歯周ポケットに歯垢が溜まると、細菌による歯茎に炎症を起こし、溝が深くなり歯周病となり、最終的には歯を支えている骨を溶かし抜歯に至るなんてこともあります。

むし歯と同じように歯周病も初期では自覚症状がないため歯科検診でのチェックがとても大切です。

④歯垢の染め出しチェック

歯垢(プラーク)は、むし歯や歯周病の原因ですが、これをきれいに取り除くことはとても困難7です。

どこにプラークがつきやすいかをチェックするために、歯垢の染め出しをします。

⑤歯垢・歯石取り(クリーニング)

歯垢ろ歯石を取りながら、セルフケアで歯垢が取り除けているかをチェックします。

磨き残し、普段の歯磨きの方法をチェックし、正しい歯磨きの方法や、磨き残しの多い部分

の磨き方などを改善・指導します。

⑥専用の器具を用いた仕上げ磨き

こちらは、歯科医院で歯面清掃のことです。

専用の機器とフッ化物入り研磨剤を使用して、歯の清掃や研磨を行います。

⑦歯科相談

むし歯や歯周病の悩み事以外でも、歯医者さんは相談にのってくれます。

些細なことでもかまいません。不明点、質問等あればお気軽の相談ください。

セルフケア

セルフケアとは、歯科医師や歯科衛生士から受けた指導を活かして、実際自分で行うケアのことです。

①毎日のブラッシング

磨き残しがないように、少なくとも日に2度はしっかりブラッシングしましょう。

またお風呂で暖まりながらしっかり歯磨きするのもお薦めです。

すくなくとも2~3日に一度は、デンタルフロスか歯間ブラシを使用して、歯と歯の間の歯垢(プラーク)や汚れをとるようにしましょう。

②歯間ブラシやフロスなども活用

デンタルフロスとは歯と歯の間の汚れを掃除するための細い糸のようなものです。

歯と歯の間は歯垢(プラーク)がたまりやすい場所で、ブラッシングだけで汚れを落とすのはとても困難です。

そのため、デンタルフロスを使用し、歯と歯の間の歯垢を取り除くことが大切です。

使い方も歯科衛生士の指導を受けて正しいフロスの使い方を習得しましょう。

すくなくとも2~3日に一度は、デンタルフロスか歯間ブラシを使用して、歯と歯の間の歯垢(プラーク)や汚れをとるようにしましょう。

⓷フッ素をできるだけ長く残す

フッ素の効果を発揮させるには、できるだけ長く口の中にフッ素を残すことが重要です。

フッ素入りの歯磨き粉を使用して、1か所10秒以上の時間をかけてしっかりと歯を磨きましょう。

口をすすぐ際には、フッ素が流れてしまわないように少量の水で軽くうがいをするだけで大丈夫です。

④細菌の増殖を抑える

むし歯や歯周病の予防には、原因となる細菌を口の中に増やさないことが大切です。

就寝中は、自浄作用を持つ唾液の分泌が減少するため、口内の細菌がとても増殖しやすくなります。

細菌の増殖を抑えるために、就寝前には必ず歯を磨くようにしましょう。

歯磨きだけではなく、殺菌成分が配合されたデンタルリンスで口をすすぐことは、さらに効果が期待することが。

就寝中に増殖した口内の細菌を取り除くために、起床後はすぐに口をすすぐこともおすすめです。

まとめ

歯は進行してしまったむし歯を治療しても元の健康的な自分の歯には戻ることは決してありません。

一本でも多く自分の歯で、食事をたのしみたくありませんか?

いつまでも美味しいものを食べるためにもご自身が意識的に予防に努めることが1番の予防につながります。

定期検査を受けなければならないのはわかってるけれども、後回しになっている方、当院へ一度お越しください。

一緒に予防歯科に取り組んでいきましょう。

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