「自分や家族に合う、信頼できる歯医者を見つけたい」
「今の歯医者に通い続けていいのか、少し不安を感じる」
このように感じている方は少なくないのではないでしょうか。
実は、国(厚生労働省)が定める「質の高い歯科医院」の基準が存在することをご存じでしたか。
大阪府吹田市にあるはやし歯科クリニックは、厚生労働省が定める「口腔管理体制強化加算(口管強)」に認定されています。
これは、ライフステージを通じた口腔機能の管理を行うかかりつけ歯科医院を評価する制度です。
この記事を読めば、厚生労働省が示す客観的な基準が理解でき、生涯にわたって安心して通える「かかりつけ歯科医」をご自身で選べるようになるでしょう。
「かかりつけ歯科医」とは?厚生労働省が推進する理由

「かかりつけ歯科医」と聞くと、多くの人が「いつも通っている歯医者さん」をイメージするかもしれません。
それは間違いではありませんが、厚生労働省が推進する「かかりつけ歯科医」には、もう少し深い意味が込められています。
むし歯や歯周病の治療はもちろん、生涯にわたるお口の健康をサポートするパートナー、それが国が目指す「かかりつけ歯科医」の姿なのです。
厚生労働省が定義する「かかりつけ歯科医」の5つの役割
厚生労働省は、「かかりつけ歯科医」が担うべき役割を具体的に示しています。[1]
単に痛いところを治すだけでなく、患者一人ひとりの生活に寄り添い、総合的な健康を支える存在として、以下の5つの機能が求められます。
| 役割 | 具体的な内容 |
| 1. 継続的な口腔保健管理 | 患者の既往歴や生活習慣、口内の状況を継続的に把握し、一人ひとりに合った治療や予防計画を立てます。 |
| 2. 予防歯科の推進 | むし歯や歯周病にならないための予防処置(フッ素塗布など)や指導を行い、病気のリスクを最小限に抑えます。 |
| 3. 早期発見・早期治療 | 定期的な検診を通じて、病気の兆候をいち早く見つけ、重症化する前に治療を開始します。 |
| 4. 医療連携 | 必要に応じて、地域の病院や医科の診療所、介護施設などと連携し、全身の健康管理をサポートします。 |
| 5. 口腔保健教育 | 患者さん自身が口の健康を守れるよう、正しい歯磨きの方法や食生活に関するアドバイスを行います。 |
このように、治療だけでなく予防や管理、教育まで幅広く手がけるのが「かかりつけ歯科医」の役割なのです。
なぜ必要?「治療」から「予防・管理」へシフトする日本の歯科医療
なぜ今、国を挙げて「かかりつけ歯科医」が推進されているのでしょうか。
近年、歯科医師の高齢化などにより、全国の歯科医院数は減少傾向にあります。
一方で、日本は超高齢社会を迎え、訪問歯科診療や高齢者の口腔機能管理のニーズはますます増大しています。
このような状況下で、従来の「痛くなったら行く」という対症療法的な医療だけでは、国民の健康を維持することが難しくなってきました。
そこで、重症化を防ぐ「予防・管理」中心の医療体制へとシフトし、生涯にわたる国民の健康を守るために「かかりつけ歯科医」の存在が不可欠となっているのです。
口腔管理体制強化加算(口管強)とは?

「かかりつけ歯科医」について理解が深まったところで、次にもう一歩踏み込んだキーワード口腔管理体制強化加算(口管強)について解説します。
これは、国が定めた厳しい基準をクリアした、いわば「スーパーかかりつけ歯科医」ともいえる歯科医院のことです。
かかりつけ歯科医と「口強診」の違い
「かかりつけ歯科医」が歯科医院の「役割」や「姿勢」を示す言葉であるのに対し、「口強診」は厚生労働省が定めた具体的な「施設基準」を満たした医院に与えられる認定です。
その違いを簡単にまとめました。
| 通常のかかりつけ歯科医 | 口腔管理体制強化加算(口強診) | |
| 位置づけ | 各歯科医院が目指す役割や機能 | 厚生労働省が定めた施設基準を満たした認定医院 |
| 基準 | 明確な認定基準はない | 複数の厳しい施設基準をクリアする必要がある |
| 特徴 | 医院によって体制や設備に差がある | 安全対策や感染症対策、予防歯科の体制が充実 |
つまり、「口強診」に認定されている医院は、国が求める高いレベルの医療提供体制が整っていることの証明になります。
患者側のメリット:保険適用で質の高い予防医療が受けられる
具体的には、以下のようなメリットが挙げられます。
- 毎月のフッ化物歯面塗布:通常は自費診療となることが多い高濃度のフッ素塗布が、毎月保険で受けられます。
- 手厚い歯周病メンテナンス:歯周病の重症化を防ぐための定期的なクリーニングや検査を保険の範囲内で受けられます。
- 入れ歯の管理:入れ歯の清掃や調整なども、手厚くサポートしてもらえます。
- 在宅・訪問診療:通院が困難になった場合でも、自宅で歯科診療を受けられる体制が整っています。
これらの処置は、将来の治療費を抑え、自分の歯を長く健康に保つ上で非常に重要です。
デメリットと注意点:自己負担額と医院選びの視点
多くのメリットがある一方で、いくつか知っておくべき点もあります。
- 自己負担額が若干増える可能性:質の高い医療を提供する分、初診料や再診料に加算があるため、通常の歯科医院に比べて1回あたりの自己負担額が数百円程度高くなる場合があります。
- 認定が全てではない:認定はあくまで「体制」を評価するもので、歯科医師の技術力や人柄、自分との相性を保証するものではありません。
これらの点を踏まえ、認定の有無だけでなく、総合的な視点で医院を選ぶことが大切です。
後悔しない!信頼できる「かかりつけ歯科医」の探し方と5つの見極めポイント

では、実際に自分に合った信頼できる「かかりつけ歯科医」は、どうやって探せばよいのでしょうか。
ここでは、具体的な探し方と、認定の有無に関わらずチェックしたい重要なポイントを解説します。
ステップ1:お住まいの地域の「口管強」認定歯科医院を探す
まずは、国が認めた質の高い体制を持つ医院の候補を見つけましょう。
お住まいの地域を管轄する「地方厚生局」のウェブサイトで、施設基準の届出受理医療機関一覧が公開されています。
少し専門的で探しにくい場合もありますが、「(お住まいの地域名) 厚生局 施設基準 口腔管理体制強化加算」などで検索すると情報が見つかることがあります。
また、認定されている歯科医院の多くは、自院のホームページに「口腔管理体制強化加算 届出施設」といった記載をしています。
例えば、大阪府吹田市の「はやし歯科クリニック」のように、医院の強みとして明記している場合も多いので、気になる医院のサイトをチェックしてみるのも一つの方法です。
ステップ2:認定基準だけじゃない!確認すべき5つのポイント
候補の歯科医院を見つけたら、次に実際に自分に合うかどうかを見極めることが重要です。
認定はあくまで良い医院を選ぶための「ものさし」の一つ。
以下の5つのポイントを参考に、総合的に判断しましょう。
| チェックポイント | 確認する内容の例 |
| 1. 説明の丁寧さ | ・治療の選択肢やそれぞれのメリット・デメリットを分かりやすく説明してくれるか。
・費用や治療期間について明確な情報を提供してくれるか。 |
| 2. コミュニケーション | ・患者の質問や不安に真摯に耳を傾けてくれるか。
・歯科医師やスタッフと話しやすい雰囲気か。 |
| 3. 衛生管理 | ・院内は清潔に保たれているか。
・治療器具の滅菌・消毒対策について説明しているか。 |
| 4. 多様な治療選択肢 | ・保険診療だけでなく、必要に応じて自費診療の選択肢も提示してくれるか。
・専門性の高い治療(インプラント、矯正など)にも対応できるか。 |
| 5. スタッフの専門性と雰囲気 | ・歯科衛生士が担当制など、継続的に関わってくれるか。
・スタッフ全体の対応が丁寧で、気持ちよく通えそうか。 |
【具体例】国が求める基準+αの安心を提供する歯科医院とは
国の基準を満たしていることは大前提として、さらに患者さんの安心と安全のために+αの取り組みを行っている医院も存在します。
例えば、先ほど紹介した大阪府吹田市の「はやし歯科クリニック」は、国の定める基準を満たしつつ、以下のような独自の強みを持っています。
- 痛みを最小限にする取り組み:静脈内鎮静法などを用いて手術への不安や恐怖心を和らげる工夫をしています。
- 高度な専門治療:日本歯内療法学会所属の歯科医師による、精密な根管治療を提供しています。
- 地域医療への貢献:吹田市歯科医師会と連携し、地域全体の医療水準向上にも貢献しています。
このように、認定基準に加えて、各医院が持つ独自の専門性や患者さんへの配慮も、医院選びの重要な判断材料になります。
【まとめ】信頼できる「かかりつけ歯科医」と共に、一生涯の歯の健康を
今回は、厚生労働省が推進する「かかりつけ歯科医」と、その中でも特に厳しい基準を満たした「口腔管理体制強化加算」認定医院について解説しました。
「治療」のためだけでなく、「健康を守り、育てる」ために歯科医院と付き合っていく。
それが、これからの時代のスタンダードになっていくでしょう。
この記事が、あなたが信頼できる一生涯のパートナーとしての「かかりつけ歯科医」を見つけるための一助となれば幸いです。
大阪府吹田市でかかりつけ歯科医をお探しの場合は、ぜひはやし歯科クリニックへご相談ください。
脚注
[1]:かかりつけ歯科医とは 厚生労働省|https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000104687.pdf



