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インプラント治療の期間は最短3ヶ月~1年超|全ステップと期間が延びる原因、生活への影響を徹底解説

2026年1月14日

「インプラント治療を考えているけど、期間はどれくらいかかるのだろう」
「仕事やプライベートの予定があるから、治療の全体像を把握しておきたい」

インプラントは優れた治療法ですが、治療期間が長いというイメージから、一歩踏み出せない方も少なくありません。
この記事では、インプラント治療の開始から完了までの具体的な流れと各ステップにかかる期間の目安を詳しく解説します。
さらに、治療期間が延びる原因や、治療中の生活への影響についても触れていきますので、あなたの不安を解消し、安心して治療計画を立てるための手助けとなるでしょう。 

 

インプラント治療期間の平均は3ヶ月〜1年以上

インプラント治療にかかる期間は、お口の状態によって大きく異なり、一般的には平均で3ヶ月から1年以上とされています。
お口の中が健康で、顎の骨の量や質に問題がなければ、最短3ヶ月程度で治療が完了することもあります。

しかし、歯周病の治療が必要であったり、顎の骨を増やす手術(骨造成)が必要になったりすると、治療期間は1年を超える場合も珍しくありません。
なぜこれほど個人差があるのか、その理由は主に以下の3つに分けられます。

  • お口の健康状態:虫歯や歯周病の有無
  • 顎の骨の状態:骨の量や質、追加治療の必要性
  • 適用する治療方法:手術の回数や抜歯とのタイミング

これらの要因がどのように治療期間に影響するのか、次の章から詳しく見ていきましょう。

 

インプラント治療の全工程とステップごとの期間目安

インプラント治療は、いくつかのステップを経て進められます。
まずは、初回の相談からメンテナンスまでの全体像と、各工程でかかる期間の目安を把握しましょう。

 

治療ステップ 主な内容 期間の目安
ステップ1 カウンセリング・精密検査・治療計画 数日~2週間
ステップ2 事前治療(必要な場合) 数週間~数ヶ月
ステップ3 インプラント埋入手術 1日
ステップ4 治癒期間(骨との結合) 2ヶ月~6ヶ月
ステップ5 人工歯の製作・装着 約2週間~1ヶ月
ステップ6 治療後のメンテナンス 半永久的

ステップ1:カウンセリング・精密検査・治療計画の立案(期間:数日~2週間)

治療の第一歩は、歯科医師によるカウンセリングから。
患者様のお悩みや希望を丁寧に伺い、インプラント治療のメリット・デメリットを分かりやすく説明いたします。

その後、歯科用CTなどを用いて精密検査を行い、お口の中の状態を正確に把握。
この検査結果をもとに、患者様一人ひとりに合わせた最適な治療計画を立案し、治療期間や費用の全体像をご提示します。

ステップ2:事前治療(期間:必要な場合、数週間~数ヶ月)

インプラント手術を安全に成功させるためには、お口の中が健康な状態であることが不可欠です。
もし虫歯や歯周病が見つかった場合は、インプラント手術の前にこれらの治療を優先して行います。

歯周病は治療後の「インプラント周囲炎」のリスクも高まる場合も。
口腔内の状態によっては、この事前治療に数ヶ月かかることもあります。

ステップ3:インプラント埋入手術(期間:1日)

事前治療が完了し、お口の中が整ったら、いよいよインプラント体を顎の骨に埋め込む手術を行います。
手術は局所麻酔下で行うため、痛みを感じることはほとんどありません。

手術時間は、埋入する本数にもよりますが、1本あたり30分から1時間程度で完了します。
手術方法には、歯ぐきを切開する回数が異なる「1回法」と「2回法」があり、お口の状態によって最適な方法を選択します。

ステップ4:治癒期間(オッセオインテグレーション)(期間:2ヶ月~6ヶ月)

インプラント治療において、この治癒期間が最も重要なステップといえるでしょう。
手術で埋め込んだインプラント体(チタン製)と顎の骨が、生物学的にしっかりと結合するのを待つ期間です。

この現象を「オッセオインテグレーション」と呼びます。
この結合が確実に行われることで、インプラントは天然歯の根のように顎の骨に強固に固定され、しっかりと噛むことができるようになります。
一般的に下顎で2~3ヶ月、上顎で4~6ヶ月ほどの期間が必要です。

ステップ5:人工歯の製作・装着(期間:約2週間~1ヶ月)

インプラント体と骨がしっかりと結合したことを確認した後、最終的な人工歯(被せ物)を取り付けるための準備に進みます。
まず、インプラント体と人工歯を連結するための部品(アバットメント)を装着します。

その後、お口の型取りを行い、歯の色や形を周りの歯と調和させながら、オーダーメイドの人工歯を製作します。
完成した人工歯を装着し、噛み合わせの最終調整を行って治療は完了となります。

ステップ6:治療後のメンテナンス(期間:半永久的)


インプラントを長期間にわたって快適に使い続けるためには、治療後の定期的なメンテナンスが非常に重要です。

毎日の丁寧なセルフケアに加え、3ヶ月から半年に1回程度の頻度で歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けることが推奨されます。
定期検診では、インプラントの状態や噛み合わせのチェック、専門的なクリーニングなどを行います。

 

なぜ変わる?インプラント治療期間を左右する4つの要因

インプラントの治療期間に個人差が生まれるのはなぜでしょうか。
ここでは、治療期間を左右する4つの主な要因を詳しく解説します。
ご自身の状況と照らし合わせながら、期間の見通しを立てる参考にしてください。

 

要因

期間への影響

具体例
顎の骨の量と質

骨が少ない場合、骨造成術が必要となり、期間が4ヶ月~1年程度延長する
治療部位と本数

審美性が重要な前歯や、骨が柔らかい上顎奥歯は期間が長くなる傾向がある
手術方法

抜歯と同時に埋入する「抜歯即時埋入」は期間を短縮できる可能性がある
全身疾患・生活習慣

小~中

糖尿病や喫煙は骨の結合を妨げ、治癒期間が延長するリスクがある

要因1:顎の骨の量と質(骨造成の有無)


インプラントを支えるためには、十分な高さと幅のある、質の良い骨が必要不可欠です。

歯を失ってから時間が経っていたり、重度の歯周病にかかっていたりすると、骨が痩せて不足していることがあります。
その場合、インプラントを埋め込む前に骨を増やす「骨造成」という追加の手術が必要になります。

骨造成術の種類

主な目的

追加される期間の目安
GBR(骨再生誘導法) 骨の幅や高さが足りない場合に、特殊な膜を使って骨の再生を促す 約4ヶ月~7ヶ月

サイナスリフト

上顎の奥歯上部にある空洞(上顎洞)に骨を補い、高さを確保する 約4ヶ月~7ヶ月

ソケットリフト

サイナスリフトと同様だが、骨の不足量が少ない場合に適用される 約3ヶ月~6ヶ月

要因2:治療する歯の場所(前歯・奥歯)と本数

治療する歯の場所や本数も、期間に影響を与えます。
例えば、人目につきやすい前歯の治療では、最終的な人工歯が入るまでの間、見た目を損なわないように精巧な仮歯を作るなど、審美的な配慮に時間をかけることがあります。

また、上顎の奥歯は下顎に比べて骨が柔らかい傾向があるため、インプラントと骨が結合するまでの治癒期間を長めに設定することが一般的です。
治療本数が多くなると、その分手術時間や調整に時間がかかる可能性があります。

要因3:手術方法の選択(1回法・2回法・抜歯即時埋入)

インプラントの手術方法にはいくつかの種類があり、どれを選択するかによっても治療期間が変わってきます。

手術方法

特徴

期間への影響

2回法 1回目の手術でインプラントを埋め込み、歯ぐきを閉じる。数ヶ月後に2回目の手術で歯ぐきを再度切開し、アバットメントを装着する。 最も標準的で確実性が高いが、手術が2回必要。
1回法 1回目の手術でインプラント埋入とアバットメント装着を同時に行う。 2回目の手術が不要なため、その分期間が短縮される。
抜歯即時埋入 抜歯したその日のうちに、同じ穴にインプラントを埋め込む。 抜歯後の治癒期間を待つ必要がなく、大幅に期間を短縮できる可能性がある。

どの方法が適用できるかは、顎の骨の状態や感染リスクなどを総合的に判断して決定されます。

要因4:全身疾患や生活習慣(糖尿病・喫煙など)

お口の中だけでなく、全身の健康状態や生活習慣も、インプラント治療の期間に影響を及ぼすことがあります。
例えば、コントロールされていない糖尿病は、体の免疫力を低下させ、傷の治りを遅らせるため、治癒期間が通常より長くなる可能性があります。

また、喫煙は血管を収縮させて血行を悪くし、インプラントと骨の結合(オッセオインテグレーション)を妨げる大きなリスク因子です。
安全な治療のために、治療期間中の禁煙が強く推奨されます。

 

インプラント治療期間中の生活はどうなる?仕事・食事・見た目の不安を解消

治療期間中の生活にどのような影響があるのかは、多くの方が心配される点です。
ここでは、仕事や食事、見た目に関する具体的な疑問にお答えし、治療中の不安を解消します。

Q1. 手術後、仕事は何日休む必要がありますか?

手術後、基本的に仕事を​​休む必要はありません。

ただし、手術部位は少し腫れが出るため、食事が取りにくい、話しにくいなどの影響も。腫れや痛みのピークは、通常術後2〜3日です。

手術後、抜歯処置と同程度の術後経過を辿る場合が多いです。
大切な予定がある場合は、歯科医師と相談の上で手術日を調整しましょう。

Q2. 治療期間中の食事で気をつけることは?

食事に関しても、特に手術直後は注意が必要です。

時期 食事のポイント おすすめの食事例
手術当日~3日後 患部を刺激しない、柔らかく栄養価の高いものを摂りましょう。熱いものや香辛料の強いものは避けてください。 おかゆ、雑炊、スープ、ヨーグルト、ゼリー、豆腐
抜糸まで(約1~2週間) 傷口が落ち着いてきたら、徐々に普段の食事に戻していきます。ただし、硬いものや粘着性の高いものは避けましょう。 うどん、煮物、卵料理、白身魚のソテー
治癒期間中 インプラントに過度な負担がかからないよう、手術した側で硬いものを噛むのは避けましょう。

Q3. 歯がない期間はありますか?仮歯は入れられますか?

「治療中に歯がない状態で過ごさなければならないのでは?」という心配、特に前歯の場合は大きいですよね。
ご安心ください。多くの場合、最終的な人工歯が入るまでの期間、仮歯を使用することができます。

仮歯には、取り外し式のものや、隣の歯に接着する固定式のものなど、いくつかの種類があります。
仮歯を入れることで、見た目の問題を解消し、普段通りの社会生活を送ることが可能です。
ただし、仮歯はあくまで一時的なものなので、硬いものを噛むなど、強い力がかからないように注意が必要です。

インプラント治療の期間に関するよくある質問(FAQ)

最後に、インプラントの治療期間に関して患者様からよく寄せられる質問をまとめました。

Q. 治療期間をできるだけ短くする方法はありますか?

治療期間を短縮できる可能性のある方法として「抜歯即時埋入法」があります。
これは、抜歯と同時にインプラントを埋め込む方法で、適用できれば数ヶ月単位で期間を短縮できます。

ただし、この方法が適用できるかどうかは、抜歯する歯の状態や顎の骨の量など、厳しい条件をクリアする必要があります。
最も大切なのは、安全で確実な治療を行うことです。
無理な期間短縮は、失敗のリスクを高めることにも繋がりかねませんので、歯科医師とよく相談しましょう。

Q. 治療期間が長引くと費用も高くなりますか?

治療期間そのものが長くなること自体が、直接的に費用増に繋がるわけではありません。
例えば、骨の治癒に通常より少し時間がかかったとしても、追加費用が発生することは基本的にありません。

ただし、治療期間が長引く原因が「骨造成」や「重度の歯周病治療」といった追加の処置である場合は、その分の費用が別途必要となります。
そのため、初回のカウンセリングと精密検査の段階で、必要な治療内容と総額の見積もりをしっかりと確認することが重要です。

 

【まとめ】治療期間を正しく理解し、ご自身に合った計画を立てましょう

インプラント治療の期間は、お口の状態によって大きく異なり、3ヶ月から1年以上と幅があります。
その期間は、カウンセリングから始まり、手術、骨との結合を待つ治癒期間、そして人工歯の装着というステップを経て進んでいきます。

治療期間が長くなる主な要因は、骨を増やす追加手術の必要性であり、個々の健康状態も影響します。
大切なのは、期間の長短だけに捉われるのではなく、なぜその期間が必要なのかを正しく理解し、安全で確実な治療を受けることです。

大阪府吹田市江坂にある「はやし歯科クリニック」では、患者様一人ひとりのお口の状態を精密に診断し、ご不安やご希望を丁寧にお伺いした上で、最適な治療計画をご提案します。
インプラント治療の期間について疑問や不安があれば、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

 

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