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初期の虫歯治療は削らなくても大丈夫?

2024年2月26日

こんにちは。

大阪府吹田市江坂の「はやし歯科クリニック」です。

歯科医院に行けば、虫歯治療をしてもらうことができます。

歯質の中に入り込んだ虫歯菌は歯ブラシを使った歯磨き、薬剤ではなかなか取り除くことが困難です。

よって、おおかた虫歯治療では、歯を電動のドリルで削っていくことになります。

しかし、初期のころの虫歯に対して、「そこまでする必要があるの?」と思っている方々もいるのではないでしょうか。

当院でも、初期の虫歯治療と、そうでない虫歯治療には治療の方法に違いがあります。

そのあたりを解説しましょう。

どうして虫歯になるの?

はやし歯科 虫歯治療

虫歯治療は、歯が虫歯になってしまうために行われます。

それでは、どうして人は簡単に虫歯になってしまうのでしょうか。

そもそも、虫歯にならなければ、私達は虫歯治療と向き合う必要もないのです。

意外と「虫歯って何?」と聞かれても答えることができない人たちは多いです。

虫歯は、細菌への感染によって発症する病気の一種ととらえることができます。

風邪や胃腸炎などに対して「細菌感染症」という言葉が使われていますが、虫歯もそのようなタイプと考えていいです。

そうであるとすれば、風邪や胃腸炎というものは医者に行かないでも治ってしまう方々もいるため、虫歯も治療をしないでも大丈夫かも…と考えるのかもしれません。

しかし、その考えは間違いです。

虫歯とはそのような意味ではタイプが違い、放置したままであれば、症状をどんどん悪化させてしまうことになります。

歯の表面の歯垢で細菌が繁殖してしまう

もう少し、虫歯のメカニズムについて説明します。

虫歯の原因となる細菌は、歯の表面に形成される歯垢(プラーク)を住み心地のいい住居として繁殖してしまうことになります。

歯垢は、白くてやわらかく、一見そんなに汚くも見えないのですが。

それでもそこには、1グラムあたり1000億個もの細菌がいると言われています。

ひょっとしたら、人間の身体の中で、お口というパーツは一番汚い場所であるかもしれないのです。

初期の虫歯治療は本当に必要?

初期虫歯の治療方法

初期の虫歯に注目すれば、歯の表面に穴が開いていません。

舌で触ってみても、健全な歯と同じようにツルツルした感じです。

これはまさに一般的な虫歯と違う症状です。

一方でちょっとでも穴が見つかるようであれば、そもそもそれは初期の虫歯とは言うことができません。

そして、初期の虫歯には、痛くないという特徴があります。

それは、歯に穴がないので、歯にある神経が外部からの刺激を受けていないからです。

さらに、初期の虫歯では、歯の表面に白いシミを見つけることができます。

「歯垢の付着…?」と思ってしまうこともあるのかもしれませんが、この歯の表面にできた白いシミは、エナメル質の脱灰現象によってできたものです。

初期の虫歯では、「表層下脱灰(ひょうそうかだっかい)」と言った現象が起こります。

それは、エナメル質が溶け出る症状のことを言います。

しかし、このステップでは、まだ、表層下、つまり歯の内部においての脱灰に過ぎません。

このように、歯の内部だけでエナメル質が溶け出ている状態が初期の虫歯です。

以上のような症状の虫歯を初期虫歯と定義することができます。

そして、そのような初期虫歯であれば、その段階で健康を害することもないと診断することができます。

しかし、注意しなければならないのは、虫歯は進行してしまう病気であることです。

今は大丈夫であったとしても、段々と悪い方向へと進行していってしまうことでしょう。

唾液による石灰化だけで良くなることもない訳ではありません。

それでも、まずは歯科医院へ行き、正しい診断を受けることが大事です。

歯科医院の初期虫歯の治療方法

初期虫歯 ブラッシング指導

一般の方々はなかなか気づけないことなのかもしれませんので、3ヶ月に1回程度の割合で歯科医院へ定期検診にいらっしゃることはとても大事です。

初期の虫歯であったとしても、歯医者に行けば簡単に見つけることができます。

ただし、ご自身でも、毎日鏡で歯の状態をチェックする姿勢をもつことができれば、初期の虫歯に気づくことはできるでしょう。

当院での初期の虫歯治療の治療方法は以下となります。

ブラッシング指導
PMTC
フッ素塗布

ブラッシング指導

まずは、当院ではみなさんに正しい歯磨きの方法を身に着けていただきたいと思います。

初期虫歯治療がそのいい機会だと考えています。

自己流のまま歯磨きしていると、どうしても磨き残しがあり、歯垢が溜まってしまうため呉々も注意が必要です。

ご自身でも、歯磨きの方法ならわかっているという思いはあるかもしれません。

しかし、それはあくまでも自己流であり、方法が間違っている可能性もない訳ではありません。

まさに歯科医師や歯科衛生士は、ブラッシングのプロフェッショナルと言ってもいいでしょう。

ぜひ最適なブラッシング方法を学んで、日常生活に活かしてください。

PMTC

歯のクリーニングであるPMTCは、歯科医院でなければ受けることができません。

PMTCは、日本語では、専門家による機械的歯面清掃という意味です。

PMTCでは、歯の表面に付着した歯垢はもちろんのこと、歯ブラシによるブラッシングではなかなか取り除くことができないバイオフィルムやステイン、歯石もキレイに掃除することができます。

フッ素塗布

フッ素塗布は、初期の虫歯治療で最も重要な処置のひとつです。

初期の虫歯は、エナメル質の内側に脱灰が起きている状態であり、フッ素による再石灰化作用が有効的であると判断しています。

フッ素には石灰化を促す作用を期待することができます。

ただし、エナメル質の表層下脱灰によってできた白いシミは、フッ素で完全消去できたわけではありません。

エナメル質がもうそれ以上溶け出さないよう防ぐことがフッ素の役目であり、見た目まで元の状態を取り戻すことはできません。

ちなみに、シーラントという処置方法もありますが、こちらも初期の虫歯に有効的です。

しかし、こちらも予防どまりの処置です。

初期虫歯治療は削らなくても大丈夫?

初期虫歯 削らない治療

初期虫歯の状態であれば、再石灰化を促すことで、削らないで歯を修復できる可能性があります。

しかし、それ以上の穴が開いてしまって痛みを感じるような虫歯は、既に患部を削らなければ進行を阻止することができません。

ですから、ご自身の大切な歯を守るためにも、早期発見することが大事だと考えてください。

そのためにもいつも歯に対して関心を寄せることも大事なことです。

定期検診や虫歯のチェックなど、まずは気軽に歯科医院と向き合う姿勢が大事ではないでしょうか。

丁寧な歯磨き

丁寧に歯磨きを行うことによって、いつも口の汚れがないような状態にし、清潔を維持することが大切です。

歯垢・プラークを落とし、食べカスを口に残さなければ、歯が溶け出す脱灰は進みにくくなります。

毎日の日常生活において一回一回丁寧にブラッシングすることが何よりも大事です。

そして、特に意識したいのは夜の歯磨きです。

睡眠時間は、特に唾液の分泌量が減少してしまい、再石灰化が起きにくくなるため虫歯になるリスクが上がるためです。

長い時間口の中に食べ物を入れない

食べ物が口に入っていると、虫歯菌が糖分を餌として酸を出すことになります。

長い時間口の中に食べ物があると、酸が出やすくなり、その分虫歯のリスクを高めてしまうことになります。

ですから、いつも食事時には、長い時間口の中に食べ物を入れないことを意識しましょう。

定期検診

そして、いつも気にしていただきたいのが定期検診です。

最初は痛みもなく、歯が白く濁ってしまう程度ですから、なかなか虫歯の予兆に気づかないことも多いです。

しかし、この段階で気づくことが大事なのです。

良いタイミングで気づくために、ぜひ当院を有効的にご利用ください。

当院の定期検診では、お口の状態チェックする以外に、自分では取りきれなかった歯垢(プラーク)や、汚れの除去、個人に合ったブラッシング指導も行っています。

入れ歯は保険診療が適用されるか?

2024年2月19日

こんにちは。

大阪府吹田市江坂の「はやし歯科クリニック」です。

今回は「入れ歯は保険診療が適用されるのか?」についてお話していきたいと思います。

入れ歯の治療を受けようか悩んでいるけれど、治療にかかる費用が不安で治療を受けていない方。

保険診療が適用されるのか、それとも自費診療になるのか、知識があやふやな方。

入れ歯ってそもそもどうやって治療していくのか知りたい方。

そんな方に読んでいただきたいブログになっております。

今回は、入れ歯治療が保険診療が適応されるのか、それとも自費診療に適用されるのかお伝えするとともに、入れ歯の治療方法についてお伝えしていきたいと思います。

治療を受けようか、悩んでいる方は、是非こちらのブログをお読みになって参考にしていただければと思います。

それでは、「入れ歯治療は保険診療が適用されるのか」についてご説明致します。

保険診療と自費診療の違いについて

入れ歯 保険料

保険診療とは、国民健康保険や健康保険などの公的医療保険に加入している方が、どの医療機関機関でも同じ内容の診療を同じ料金で受けられる制度のことです。

そのため、「最低限の健康」を目的とした治療のことを指し、医療費では最大でも3割しか負担しない制度のことを保険診療といいます。

逆に、自費診療というのは、「最低限の健康」が目的ではなく、「健康の向上」を目的とした治療が主に自費診療に当たります。

そのため、高額な治療費をお支払いすることになる分、精密な検査や患者様に合った治療法をご提供できるのが自費診療となります。

それでは、「入れ歯治療は保険診療が適用されるのか」についてご説明致します。

入れ歯治療は保険診療適用か

結論から述べますと、入れ歯治療は保険診療が適用されます。

しかし、入れ歯治療には自費診療というものも存在します。

では、保険診療と自費診療で何が違ってくるのか。

入れ歯の保険診療と自費診療の違いは、治療方法に違いがあります。

保険診療の入れ歯治療法とは

入れ歯 保険治療

保険診療の入れ歯の治療とは、短期間で安く入れ歯をお作りすることができることが、大きな特徴になります。

自費診療で受ける入れ歯治療と比べると、早くかつ安く入れ歯を作ることができます。

保険診療での入れ歯の場合、2週間から1ヶ月ほどで入れ歯が完成します。

まず、お口の中の型取りから始め、そして噛み合わせをとります。

その後、仮の歯を並べて作った入れ歯で歯並びを確認し、入れ歯が作られます。

保険診療の入れ歯治療のメリット

上記で述べたように、自費診療と比べて早くかつ治療費を抑えて入れ歯を作成することができます。

そのため、患者さまの経済負担が減ることがメリットになり、いち早く入れ歯を作りたいとお考えの方は、保険診療の入れ歯治療は大きなメリットになるかと思います。

保険診療の入れ歯治療のデメリット

保険診療にはデメリットも存在します。

それは、比較的早く入れ歯をお作りすることができる反面、患者さまのお口に合った噛み合わせが多少違和感を感じられることです。

保険診療の入れ歯は、精密な型取りや、お口の筋肉の動きに合わせた入れ歯を作ることが難しいです。

そのため、定期的な調整や診断が必要になってきます。

また、保険診療の入れ歯というのは、使用できる入れ歯の素材が限定されており、入れ歯の変色や、部分入れ歯の場合は、金属の金具が見えてしまうなどのデメリットもあります。

そのため、見た目にこだわる方は保険診療の入れ歯はおすすめできないかもしれません。

そして、お食事を楽しみたいという方には、デメリットになる可能性もあります。

保険診療の入れ歯は、厚みがあるため、熱を伝えにくくなっています。

そのため、食べ物の温度や味覚を感じにくくなってしまいます。

自費診療の入れ歯治療とは

入れ歯 自費治療

患者様の要望に沿った入れ歯を提供することができるのが、自費診療の入れ歯の特徴です。

見た目を気にされる方や、定期的な微調整のために歯科医院に足を運ぶことが厳しい方や、より質の良い入れ歯をお作りしたい方にお勧めします。

保険診療での入れ歯治療というのは、制限が多くなってしまいます。

そのため、こだわりを多くお持ちの方は、自費診療をお考えになってみるのも良いかもしれません。

自費診療の入れ歯治療のメリット

自費診療は、治療が自己負担となるため、高価になってしまいますが、その分受けるメリットもたくさんあります。

機能性、耐久性、見栄え、素材など、患者さまの要望に沿った入れ歯をお作りすることが可能になるからです。

また、入れ歯作成の際も、時間をかけて患者さまのお口の形や噛み合わせなどを、精密に検査し作製するため、装着後の微調整というのは、保険診療と比べて、格段に少なくなります。

そして、保険診療の入れ歯と比べても、丈夫で長持ちする特徴があります。

時間をかけて、患者さまのお口に合わせている分、違和感やお口の中での擦れなども少なく、長持ちする特徴があります。

自費診療の入れ歯治療のデメリット

上記でも述べたように、保険診療として適用されないため、自己負担が大きくなってしまうことです。

また、患者さまのお口にあった入れ歯を作成するために精密な検査と調整をするので、完成までにお時間がかかってしまいます。

保険診療でも入れ歯治療は、2週間から1ヶ月程度でお造りすることができるのに比べ、自費診療での入れ歯治療は、2ヶ月から3ヶ月かかってしまいます。

「いち早く入れ歯を作りたい」という方にとってはデメリットとなってしまいます。

入れ歯が完成したら

保険診療で入れ歯をお作りされた方に知っておいて欲しいことがあります。

それは、保険診療で入れ歯を作成された方は、再び入れ歯をお造りする際、保険診療を適応される方は、作り直せるのは半年後と決まっています。

そのため、「噛み合わせが悪い」、「お口に合わない」などの理由で、入れ歯をも作り直したいというご要望は、半年間できないことを知識に入れておきましょう。

ただし、自費診療で新しく入れ歯を作る場合は、こちらは全く関係ありません。

そのため、入れ歯をお作りになった際は、紛失したり、壊したりしないよう、丁寧に扱いましょう。

また、定期的なメンテナンスのために、歯科医に見てもらいましょう。

特に、保険診療でお作りになった入れ歯は、噛み合わせに違和感を感じる可能性もございます。

定期的な診断を行い、微調整をしてもらうことや、メンテナンスをすることは、入れ歯を長持ちし快適にお使いいただけることに繋がります。

また、そのほかに気になる点や、入れ歯に問題が起こった際はお気軽に当院の歯科医師にご相談ください。

まとめ

はやし歯科 入れ歯治療

いかがでしたか?

保険診療が適応される入れ歯治療と、自費診療が適応される入れ歯治療の違いをご理解いただけましたでしょうか。

どちらもメリット・デメリットが存在するため、ご相談の上、患者さまに合った最適な入れ歯をお作りしていきます。

安価で、すぐに入れ歯が欲しいといった方は、保険診療での入れ歯をお作りしましょう。

一方、見た目や装着感の良さ、強度などを気にされる方は自費診療での入れ歯をお作りしましょう。

また、保険診療を適応して入れ歯をお作りされた方は、再度保険診療を適応させて、入れ歯をお作りし直したい場合は、「半年後」でないと、お作りできないことも、しっかりと頭に入れておきましょう。

入れ歯を作ることをご検討されている方は、当院にお気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

インプラント治療とは メリットやデメリットを解説

2024年2月12日

こんにちは。

大阪府吹田市江坂の「はやし歯科クリニック」です。

最近インプラントという言葉を聞く機会もとても増えてきました。

自分も一度インプラントにしてみようかなと思った方々もいらっしゃることでしょう。

当院でもインプラント治療を行っています。

インプラントをしようと思えば、患者様にもそれについての多少なりとも知識が必要となるため、今回この記事で解説したいと思います。

 

インプラント治療とは

はやし歯科 インプラント

インプラント治療とは、入れ歯やブリッジに次ぐ第3の治療法として理解されている、歯を失った場合に行なう治療のことです。

入れ歯やブリッジに対して、日常で不自由さを感じている方々は、一度当院でインプラント治療を検討するといいのかもしれません。

当院でインプラント治療は、事故、また、歯槽膿漏や虫歯などで歯をなくしてしまった方々や、先天的に歯がない方々が治療を受けています。

インプラントは、1本の歯でも治療が可能で、すべての歯まで対応することができます。

 

インプラントは誰でも受けられる訳ではない

しかし、一方でどのような人たちでもインプラント治療を受けることができるかと言えばそうではありません。

インプラント治療は手術が必要であるため、全身状態が悪い方々や、インプラントを入れる予定部位のあごの骨部が弱い方々の場合、残念ながら治療を受けられないこともあります。

そのあたりのことは、当院では親身に患者様と向き合い、患者様の意見もよく聞き入れた上で、対応していきます。

インプラントについていろいろとわからないこともあるでしょうから、まずは、当院へ気軽に相談する姿勢をもつといいでしょう。

 

インプラント治療のメリット

インプラントのメリット

インプラント治療では、あごの骨に生体親和性の「人工歯根」を埋め込む手術を行います。

骨のなかに埋める部分を人工歯根と言います。そこにアバットメントと呼ばれている義歯との連結部になる部品を取り付け、義歯をかぶせます。

インプラントの大きなメリットは、義歯をしっかり固定することができ、根っこの機能を回復できることです。

本来もっていた自分の歯のような感覚で噛むことを楽しめるようになります。

入れ歯であれば、多少違和感はどうしてもつきものと言ってもいいのかもしれません。

インプラントは異物感もなく、義歯にセラミックなどを使用することで、ほぼ天然の歯と変わらない状態にすることができます。

 

インプラントは自費診療?保険診療?

インプラントにかかる費用

インプラントには、いろいろとメリットがあるため、この記事を読んで、ぜひ治療したいと思っている方々も多いことでしょう。

しかし、インプラントには、メリットだけでなくデメリットもあるため、最後まで読んで総合的判断をすることが大事です。

インプラントの最大のデメリットは、やはり費用がかなり高額になってしまう点です。

どうしてインプラント治療は高額になってしまうのかと言えば、原則として保険適用外となり、自費診療でしなければならないためです。

「保険診療」とは、健康保険が適用される診療のことで、患者様の医療費の負担は原則として3割です。

虫歯や、歯周病などの治療や抜歯、削った歯に対しレジンの充填や詰め物、被せ物などは、おおかた保険診療で行うことができます。

一方で「自費診療」は、健康保険は適用不可であり、治療費は全額自己負担しなければなりません。

インプラントだけでなく、歯列矯正やホワイトニングなど、審美的に見た目を向上させることを目的とした、病気のための治療でない治療は、おおかた自費診療となります。

(*ただし、外傷・腫瘍であごの骨を失ったケースや骨移植を行なったケース、さらに、先天的に歯やあごの骨がないと言った方々の場合、保険診療になる可能性もあります)

また、インプラントにしようと思えば、かなり長い期間通院することになります。

他の歯科医の治療と比較しても期間は長めであるため、様々な他のスケジュールをたてることが難しくなってしまうかもしれません。

また、インプラント治療が終わったあとでも、定期的にメンテナンスのための通院が必要です。

また、インプラントの手術は、麻酔をともなう手術です。

ですから、身体の状態が良くないという方々は、手術を断念しなければならないこともあります。

 

インプラント治療の流れ

インプラントの治療方法

当院でインプラント治療を行うとき、どのような流れなのかざっと解説します。

 

治療前

インプラントでは手術をするため、すぐにして欲しいと思っても、なかなかすぐにはじめられるものではありません。

まずは、当院では患者様としっかり向き合いカウンセリングを行います。

そこでは、歯の状態や、お口の中の状態、また、全身の健康状態などをチェックします。

患者様も、持病や基礎疾患をお持ちの方々は、手術をすることができるか確認する姿勢が大事です。

そして、当院ではカウンセリングにおいて、インプラント治療はどのような治療なのか、また、実際に手術を受けることができるのかなどの説明を行います。

また、術前検査として、「CT」、「血液」、「心電図」など臨床検査、「歯周病」の検査をしていきます。

CT検査は治療計画を立てるうえで大事な検査です。

そして、様々な患者様から得られたデータをもとにして、インプラントを正しい位置に埋入するためのガイド作成をしていきます。

その結果をもとにして、患者様と担当医師との間で治療計画を進めていくことになります。

 

手術

いよいよ段階は手術です。「インプラント埋入手術」では、麻酔を使用して行います。

麻酔が怖い…という方々もいらっしゃるのかもしれません。

多くの患者様は、ほとんど痛みを感じないまま手術を終えることが可能です。

ただし、それでも痛みの感じ方は個人差もあるため、なかには多少の痛みを感じる患者様もいます。

インプラント治療は、医師が関わり行われる治療であるため、緊急事態には即対応することができます。

医師が側にいることによる安心感はかなり大きいことでしょう。

当院においても、既に多くのインプラント実績をもつ歯科医師が向き合い、治療にあたっています。

また、インプラント埋入手術には、手術を1回だけする「1回法」と、2回に分け行なう「2回法」があります。

どちらの方法で手術を行なうかは、あごの骨の状態によって決定されていきます。

1回法を行うためには、インプラントを埋め込むあごの骨の量がしっかりあることが条件となります。

一方で、あごの骨の量が不十分である方々の場合、2回法を選択することになります。

一回法においては、インプラントを顎の骨に埋めるとき、アバットメントを歯ぐきの外に出し、インプラントと顎の骨の結合を待つことになります。

結合を確認した段階で、人工歯の型取りをして、人工歯を着けます。

二回法では、インプラント体を顎の骨に埋め込むまでの流れは一回法と同じですが、その後の流れ、治療期間に違いがあります

 

メンテナンス

また、インプラント治療には、メンテナンスが必要となります。

その後適切なケアを行なわないとインプラント周囲炎を起こす可能性もあります。

予防するためにも手術を受けて1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年…と言った間隔で定期的なチェックが必要です。

その後は、問題がなければ年1回程度の受診で大丈夫です。

当院でも、現在、インプラントを積極的に取り入れた治療を行っています。

ただし、インプラントは、誰もができる治療でもないため、まずは、患者様に正しいインプラント治療の情報を説明することが大事であると考えています。

キレイな歯を手に入れる方法、審美治療を知っていますか?

2024年2月5日

こんにちは。

大阪府吹田市江坂の「はやし歯科クリニック」です。

鏡で自分の口元を見た時に、「もっとこうだったらいいのに」と思うようなことはありませんか?

歯科医院では、お口の中をキレイに見せるための「審美治療」があります。

今回は、審美治療とはどのような事を行うのかを説明します。

 

審美治療とは?

はやし歯科 審美治療
「審美(しんび)」は日常生活の中ではあまり聞くことのない言葉ですね。

『自然な物や美術品に対して本来持つ美しさを的確に見極めて再現する』という意味の言葉です。

歯科医院で行う審美治療というのは、お口をキレイに見せるだけではなく、子供さんから高齢者の方までそれぞれの年代にあったお口の健康と健康的な美しさを求めることです。

歯科治療は虫歯や歯周病を治したり、よく噛めるようにするなどの「機能的に整える歯科治療」と、歯をキレイな形や色にし、歯並びをキレイにするなどの「美観(キレイな見た目)を整える歯科治療」の二つの側面があります。

この両方の側面からお口の状態をよくする治療を行うのが、審美歯科なのです。

その為に、当院ではみなさんにあった治療を提案させていただきます。

 

審美歯科の治療内容

では、審美歯科はどのような治療を行うのでしょうか。

美しさの考え方は人それぞれだと思いますが、お口の周りの美しさというと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。

白い歯

キレイな歯並び

多くの人がこれらを思い浮かべるのではないでしょうか。

では、白い歯、キレイな歯並びを目指すためにはどのような治療法があるのでしょうか。

 

白い歯を目指すための治療法

歯を白くするのに行う治療としては、

歯のクリーニング

歯の漂白

歯全体に被せ物をする
などの治療法があります。

一つずつ、説明していきましょう。

 

①歯のクリーニング

歯科医院にむし歯の治療などで行ったときに歯石を取ってもらうことがあると思います。

歯石を除去するときには、再び歯の表面に歯石や汚れを付きにくくするために研磨を行います。

この研磨は歯の表面を研磨剤で磨くので、あまり強く付着していない着色汚れは除去することができます。

しかし長い間をかけてついた着色は、これだけで全てキレイにするのは難しいことが多いです。

まず最初に「着色が気になる」と伝えた上で歯のクリーニングをしてもらい、それでも気になるようであれば他の方法について相談してみてくださいね。

 

②歯の漂白

白い歯 治療方法

歯の着色などが気になる場合は、①のクリーニングとは別に歯を漂白する方法があります。
これは、「ホワイトニング治療」とも呼ばれています。

タバコや飲み物などによる変色なのであればクリーニングのみで落ちることが多いです。

しかし歯の内側の象牙質まで沈着した着色や、歯の表面を覆ったエナメル質が薄くなることで目立つ様になった象牙質の色などはクリーニングではきれいにすることはできません。

ホワイトニング治療では特別な薬剤を使って歯を漂白するので、象牙質の色素も分解します。

そうすることで、象牙質の変色を除去したり元々の色よりも白くすることができるのです。

方法としては、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行う「オフィスホワイトニング」
自分の口に合ったマウスピースを歯科医院で作成してお家で自分で漂白剤をつけたマウスピースを着けることで白い歯を目指す「ホームホワイトニング」があります。

しかし、歯の漂白には気を付けなければならない事もあります。

歯科医院で扱う歯の漂白剤は海外製のものも多く、日本人はエナメル質が薄いなどの理由で影響を強く受けすぎてしまう場合があるのです。

強力な漂白剤を使うと歯肉や歯の根元が強い刺激を受けて弱ってしまい、歯ぐきが腫れたり知覚過敏を起こしたりしてしまうことがあります。

多くの場合は一時的な症状で、時間がたつと症状も落ち着きますが、人によってはなかなか治らない場合もあります。

どのような方法でどのような薬剤を使ってホワイトニングをするのか、当院ではあなたに合った方法を一緒に考えていきます。

 

③歯全体に被せ物をする

歯を白くする他の方法としてあげられるものは、歯の上に希望に合った白さの被せものをするというのがあります。

自分の歯を少し削る事にはなりますが、元々の歯の色は全く関係ないため②の漂白よりも確実に自分の理想の色に近づけることができます。

また、形もキレイに整える事ができますし、周りの歯とのバランスも取りやすいです。

方法としては、むし歯の治療で被せものを作るのと同じように、歯を削って歯型を取り歯科技工士が作成します。

歯の漂白の様に時間をかけて行うのではなく、少ない通院で終わることができるのも特徴的です。

また、最近は以前に治療した歯に被せてある補綴物(主に奥の歯の銀歯)を白い被せものに変える患者さんも増えています。

そして、アレルギーなどの観点からもメタルフリー(銀化合物などの成分の物質を使わない)を希望する患者さんも増えてきています。

補綴物の種類としては、CADCAM(キャドカム)と呼ばれる保険適用の物や、MB(メタルボンド)やオールセラミック、HB(ハイブリッド)などたくさんの種類があります。

部位や噛み合わせによっても適切なものは違いますので、歯科医師と一緒に適切なものを選びましょう。

 

キレイな歯並びを目指すための治療法

きれいな歯並び

歯並びをキレイにするには、どのような治療が必要なのでしょうか。

なぜ歯並びが悪くなってしまっているのかは、大きく分けて3つの原因が考えられます。

歯が大きくてキレイに並ばない。

歯の生えてきた向きや隙間がキレイにそろっていない。

顎やお口の中が小さくて、歯がキレイに並ぶスペースがない。

「子供の歯(乳歯)の時にはキレイに並んでいたのに、大人の歯(永久歯)が生えてくると歯並びが悪くなった」ということはよくあります。

これは乳歯と永久歯では歯の大きさが違うので、乳歯では問題ないスペースだったとしても、永久歯は大きいのでスペースが狭くて入りきらなかったということです。

また、乳歯の生え変わる順番や時期には個人差があります。

生えてくる順番によっては、スペースが足りず、隣の歯が邪魔になることで、永久歯の生えてくる向きが変わってしまうことがあります。

人によっては乳歯の下に形成されて後に生えてくるはずの永久歯がもともと無かったり、乳歯を治療した影響などでその下の永久歯の形が変形している場合もあります。

このように歯並びというのは、様々な原因でキレイな歯並びでは無いことが多くあるのです。

では、そのような場合にはどうしたらいいのでしょうか。

 

①矯正治療

歯並びを良くすると考えた時、多くの方が矯正治療を思い浮かべると思います。

矯正治療はいくつかの種類がありますが、主流なのはワイヤーなどで歯を固定し、ゴムで隣同士の歯を少し引っ張りあうようにして少しずつ向きを修正していく方法です。

この場合、スペースを作るために歯を何本か抜いたりすることもあります。

多くの場合は数年単位の時間がかかる治療ですが、まだ顎の骨が発達途中で動きやすい子供の頃から始めることも多く、ゆっくりと調整しながら理想の歯並びに近づけることができます。

また最近では、「歯を抜かない矯正治療」というのも増えてきています。

口の形に合わせ、理想の歯並びになるようにマウスピースを作成して装着し、歯並びを矯正していくというものです。

むし歯になっていない歯を抜いたり、ワイヤーを着けるのを避けたい患者さんも多く、希望される方も増えている治療法です。

しかし、これはお口の中の状態などによって適応できる場合とできない場合がありますので、しっかりと状態を確認してから選ぶ治療法になります。

 

②補綴物を被せる

一つの歯の形が変形していたり、何らかの原因で歯が無くて隙間が空いてしまっている場合は、補綴物でキレイに見せることができることができます。

これは歯を白く見せるときに用いた被せものと同じように、歯の形を整えてから型を取り歯科技工士が理想の形になった補綴物を作成します。

歯がなくて隙間が空いてしまっている場合にも、「ブリッジ」という補綴物で隣の歯との間に人工の歯を作り、見た目には分からないものを作ることができます。

隣の歯を少し削る必要があるかもしれませんが、同じような補綴物が並ぶことで統一感を出すこともできます。

 

あなたに合った審美治療はどれでしょう

はやし歯科 治療内容

ここまでお口の中をキレイに見せるための治療法をご説明しましたが、あなたの状態にあてはまるようなものはあったでしょうか。

お口の中のキレイさは、人によって求めるものは違うと思いますが、自分の納得のいく状態が保てるといいですね。

いずれにせよ、歯科医院でどのような治療法が適切かを判断する必要があります。

一度、当院にご相談に来てみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

歯を失ってからでは遅い!歯を失う原因は何?失わないためにできること。

2024年1月29日

こんにちは。

大阪府吹田市江坂の「はやし歯科クリニック」です。

歯があることが当たり前だと思っていませんか?

油断していると、気が付いたら歯を失ってしまったなんてことも、ない話ではないです。

これまで、歯に対する意識が低かった人もまだ間に合うかもしれません。

今回は、歯を失う原因と失わないためにできることについてお話したいと思います。

歯の役割

歯の役割

まずは歯と全身の健康の関わりについてのお話です。

歯の役割を見ていきましょう。

食事

当然のことですが、歯は食事の際に噛むという役割があります。

歯で食物をよく噛み砕くことで、内臓に負担をかけることなく、消化しやすく効率的に栄養を吸収することができます。

つまり、栄養のあるものを食べているのに、なぜか栄養が不足しがちといった事が少なくなります。

歯でよく噛むことで食材の風味、歯ごたえを感じることができ、心の充実につながります。

その他の役割

実は、歯は食べること以外にもたくさんの役割を担っています。

①発音を助ける

②顔の形を整える

⓷豊かな表情を作る

④バランスの良い姿勢を保つ

⑤噛むことで脳に刺激を与える

といったように、食事以外にも多くの役割があり、全身の健康を保つためにはとても重要な存在だということがよくわかります。

つまり、歯を失うことで全身の健康に悪い影響が出てしまうということです。

歯を失う原因とは

歯が抜ける原因

では、歯を失う原因としてどういうものがあるのか見ていきましょう。

1位 歯周病

2位 むし歯

3位 歯の破折

となっています。

ではなぜ、これらが原因で歯を失ってしまうのでしょう。

歯周病

歯周病とは、細菌に感染して起こる炎症性の疾患です。

細菌に感染することで、歯の周りの歯茎や、歯を支える骨などが溶けるなどの病気です。

歯周病になる主な原因は、口のケアが不十分であったり、糖分の摂取などがあげられます。

食べ物の残りカスや糖分が歯に残り、歯垢(プラーク)が繁殖します。

プラークのなかの菌が歯茎を攻撃すると、歯肉が赤くなる・腫れるなどの症状が現れます。

初期の段階では自覚症状が出ない為、気づかない間に進行することが多いです。

重症化すると、やがて歯ぐきや歯ぐきの中にある骨が破壊され、歯が抜け落ちてしまうこともあります。

歯周病は、あらゆる年代で増加傾向にありますが、特に高齢者が増えています。

歯周病は、あらゆる年代で増加していますが、際立って増えているのが高齢者です。

むし歯

むし歯は、口の中に存在するむし歯の原因となるミュータンス菌が作る酸が歯のカルシウムを溶かし、穴があいてしまう病気です。

ミュータンス菌は、まず歯に付着して歯垢(プラーク)を作り、食べ物に含まれる糖質を使って酸を作り出します。

この酸が、歯の成分であるカルシウムやリンを溶かし始めることで、むし歯になります。

むし歯が進行すると、象牙質、神経(歯髄)へと内部へ広がり、やがて痛みも激しくなります。

歯根の先端に膿が溜まり歯茎が腫れたり、噛めなくることで、抜歯をすることとなります。

歯の破折

歯の破折とは,、歯が折れてしまっているということを言います。

歯が折れる原因は、外傷、歯ぎしり・食いしばり、噛み合わせ、治療により歯を大きく削っていることが挙げられます。

折れ方によって抜歯することがあるので注意が必要です。

歯を失わないためにできる日常の習慣

歯を守る習慣

歯を失わないために、普段どんなことを気をつければいいのか見ていきましょう。

①歯を丁寧に磨くこと

まずは、セルフケアとして、毎日丁寧に歯磨きすることが大切です。

歯間ブラシやフロスを使って丁寧に時間をかけて磨きましょう。

②歯ぎしり・食いしばりの軽減

寝ている間に歯ぎしりしてしまう方は歯科医院に相談しましょう。

ただ寝ている間に歯ぎしりをしているかは自分では気が付きにくいので、以下に該当する方は、一度歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか。

・朝起きた時に歯が痛い

・朝起きた時に顎が疲れている

・むし歯はないが、歯がしみる

・犬歯が尖っていない

・歯がかけたり、割れた経験がある

⓷食生活の見直し

「食べる」という行為は、むし歯の原因につながります。

食事・間食の時間を決めて、だらだら食い、甘い食べ物やジュースはできるだけ控えましょう。

④定期的に歯科医院で定期健診を受ける

歯科検診では、自覚症状がない虫歯や歯周病を早い段階で発見し、早期に予防に務めることができます。

また、日々の歯磨きでは取り除くことができない歯垢や汚れの清掃もしてくれます。

また、歯磨き指導なども実施します。

結果的に、むし歯・歯周病予防に繋がります。

⑤禁煙、または節煙をする

喫煙はタバコに含まれる一酸化炭素が口腔内の血行が悪くしてしまい、歯周病のリスクが高めます。

また歯の表面にヤニがつくと、歯石となり、こちらも歯周病のリスクが高くなります。

つまり、喫煙は歯が抜ける原因の一つとなりますので、禁煙または節煙できるとよいでしょう。

抜ける恐れのある歯の特徴

抜ける恐れのある歯の特徴がどのような歯か解説いたします。

治療していない虫歯

治療せず放置してしまっているむし歯は、抜歯する可能性が高まります。

むし歯は早期の段階で治療をしていれば、歯を少し削るだけですむことがほとんどですが、むし歯の原因の菌が歯の内部にまで達するまで放置してしてしまうと、栄養が行き渡らなくなり、抜歯治療を行う可能性も高まります。

むし歯がある方は早めに治療を行うことで、歯が抜けるリスクを減らすことにつながります。

歯周ポケットが深い歯

歯周ポケットが深い歯は、進行すると歯が抜けてしまうリスクの高い状態にあります。

歯周ポケットとは歯と歯茎の間のすき間のことで、通常は1ミリ〜2ミリ程度の深さです。

この歯周ポケットに深さが4ミリを超えると歯周病と診断されます。

さらに歯周ポケットの深さが10ミリを超えると、歯が抜けてしまう可能性が非常に高くなります。

歯茎の細胞が歯周病によって破壊されることで、歯周ポケットはどんどんは深くなります。

同時に歯茎は柔らかくなり、歯を支える力も弱まってしまうのです。

歯周ポケットが深くなっている

歯茎が柔らかくなってきている

と感じるようになったり、

歯茎を押すと血が出る

などといった場合は歯周病のリスクが高まり、歯が抜け落ちるリスクが高いと言えます。

部分入れ歯やブリッジの支えになっている歯

部分入れ歯やブリッジの支えになっている歯は、将来的に歯が抜けてしまうリスクが高くなります。

部分入れ歯とブリッジのは、基本的に両隣の歯を支えにして固定しています。

そうすると咀嚼などでかかる負荷は、部分入れ歯やブリッジの歯の両隣の歯が受けることになります。

これにより通常時より強い負荷がかかることになった両隣の歯は、徐々に寿命が短くなっていきます。

特にブリッジの支えとなる歯は、大きく削っているために、部分入れ歯の土台となる歯に比べ大きな負荷がかかり寿命が縮みやすいです。

定期的にメンテナンスを受けることで、入れ歯や部分入れ歯を最適な状態に保つことができ、周囲の歯への影響を極力減らすことが可能です。

部分入れ歯やブリッジの箇所を、周囲の歯を支えにしないインプラントに変えることで、抜歯のリスクをなくすということも可能です。

被せ物をしている歯

銀歯やセラミックのような被せ物をしている歯は、治療をしていない健康な歯に比べると将来抜けてしまう可能性が高くなります。

被せ物をしていると衛生面が悪くなるため、むし歯が発症したり、歯周病になってしまう可能性が増えます。

また、被せ物も寿命があり、定期的に治療が必要となります。

治療を繰り返すことで歯の寿命はどんどん短くなってしまう為、被せ物の再治療のたびに歯の寿命は削られてしまいます。

これを防ぐためには、被せ物の精度が高く、寿命の長いものを作ることや、定期的に歯科でメンテナンスを受けて、歯のクリーニングをすること、定期的に被せ物の調整をすることで、抜歯の可能性を少しでも減らすことができます。

まとめ

歯が抜けないためにできること

このように、歯が抜ける原因は歯周病とむし歯であり、これらを予防すること、また早期発見・早期治療することが歯が抜け落ちでしまうことを防ぐ最善の方法です。

ずっと自分自身の歯でいたい、歯が抜けて入れ歯を装着するのは嫌、という方は、積極的にお口の病気を予防に務めましょう。

お口のことで何か不安に思うことがあれば、当院までご相談ください。

歯科医院の行う訪問診療は誰でも受けることができる?

2024年1月22日

こんにちは。

大阪府吹田市江坂の「はやし歯科クリニック」です。

歯科医院の訪問診療とはどのようなものを言うのでしょうか。

訪問診療とは、その言葉のまま、自宅などに訪問し行う歯科診療のことです。

通常は、自分自身の足で歯科医院に通います。

しかし、訪問診療は、歯医者側が患者さんの自宅などに訪問して治療を行います。

訪問診療では、一体どのような治療ができるのか気になりませんか。

当医院でも訪問診療を行っています。

利用してみたいけどわからない…という皆さんのために、今回は、訪問診療について詳しくご説明させていただきます。

歯科医院で行う訪問診療とは

はやし歯科 訪問診療

当医院でも、訪問診療を行うことがあります。

外来と何が違うの…?と言った素朴な疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

歯医者が行う訪問診療とは、何らかの身体的、また、精神的に歯科医院に通院できない患者さんに対し、歯科医師、また、歯科衛生士が、自宅、介護施設、また、病院などの場所に直接訪問し、歯科診療であったり、専門的口腔ケアを行うことを言います。

いろいろな事情によって外来受診が困難な方々もいらっしゃると思います。

歯科治療をはじめとし口腔機能の健康維持は、「食」という機能を向上させるだけでなく、生きる力の向上であったり、QOL向上にも関与することが明確視されるようになってきました。

誰もが歯科医といつも向き合うことはとても大事なことであるため、決して、外来受診が困難であったとしても、治療すること自体はあきらめないでください。

訪問診療が対象となる患者さんとは

当医院で訪問診療を行うのは、在宅などの理由で療養を行っていて、疾病であったり、傷病があるため通院の歯科診療が難しい人たちです。

ですから、残念ながら今忙しくて歯医者に行く時間がないから自宅に来て欲しいというリクエストには対応することができません。

歯医者が、そのまま自宅に来てくれればとても便利と考える方々もいらっしゃるのかもしれませんが、あくまで通院できない方が対象となります。

当医院では、訪問診療を受けることができる患者さんを、歯科医師が個々の症例ごとに適正に判断しています。

訪問診療では何をしてくれるのか?

訪問診療 治療内容

では、訪問診療では一体どこまでの治療を可能とするのでしょうか。

実際問題、自宅で歯科治療と言っても限界はあるのでは…と考える方々も多いことでしょう。

しかし、訪問診療でも、ほとんど歯科医院に通院するのと同等レベルの治療を受けることができます。

まさに、訪問診療は、コンパクトな歯医者がそのまま自宅に来るイメージで問題ありません。

虫歯・歯周病治療

虫歯・歯周病は、歯をなくしてしまう大きな原因です。

虫歯、歯周病は自覚できる初期症状がないので、何かしらの症状が出ている状態は、既に病気がそうとう進んでいる可能性があります。

ですから、早め早めに治療する意識が必要となります。

当医院では、痛みに配慮した治療によって、患者さんにできる限り安心して治療が受けられるよう努めています。

また、患者さんの体調に考慮し、無理のない治療を提供します。

入れ歯の調整・作製

自身に合わない入れ歯をずっと我慢し使い続けていたり、多くの歯が既になくなっているのに、入れ歯を作っていなかったり、さらに、受診ができなくて、噛めない状態が長く続いている人は決して少なくありません。

よく噛めるようになることは、何でも食べられるようになる喜びだけでなく、脳への刺激を増加させ、認知症予防のメリットがあります。

当医院は、訪問診療においても、患者様に一番合った入れ歯製作を目指しています。

嚥下リハビリ

飲み込む動作がスムーズに行えないことが、嚥下障害です。

高齢の方々が、飲み込むことが難しくなってくると、食事が全然楽しくなくなってしまったり、食べるのに時間がかかり終わるまでに疲れてしまったりしてしまうでしょう。

それだけでなく、誤嚥を招くこともあるため早めの対処が必要です。

訪問診療で行う嚥下リハビリにおいて、食べるため必要とする筋肉を動かす体操であったり、唾液分泌を促すマッサージなど、高齢の方々の飲み込む機能向上を目指していきます。

また、当医院では、飲み込む動作をしやすい姿勢などのアドバイスも行っております。

誤嚥性肺炎の予防

訪問診療で行うのは、誤嚥性肺炎の予防です。

誤嚥性肺炎の予防によって、炎症の原因となる細菌を減らすことが可能となります。

訪問診療で行うクリーニングにより、いつも清潔な口腔環境を維持、さらに、機能を回復させる訓練によって食べる、また飲み込む機能を維持、向上させ、誤嚥性肺炎の予防に努めていきます。

口腔ケア

訪問診療 何をする

口腔ケアとは、歯だけでなく口腔内のケア全般を指します。

口腔内を清潔・健康に維持し、口の働きをいつも最良に維持するためのケアです。

また、しっかりと噛むことは、免疫力アップであったり、脳の活性化にもかなり効果的です。

「健康寿命」の長さが重要視される近年、80歳の方々で20本の歯が残っていることが理想と言われています。

ぜひ、当医院で口腔ケアを受けて、歯科医に通うことができない方々も、本数維持を目指してください。

訪問診療を受けるメリットとは

訪問診療 メリット

加齢に伴って、口腔内の衛生環境がかなり悪化してしまったり、口腔機能が衰えたりしてしまうものです。

おおかた、要介護高齢者の方々の多くは、歯の問題を抱えていると言ってもいいでしょう。

一方で、歯科の受診外来は加齢と反比例して減少傾向が顕著にありました。

今後もっと深刻な高齢化問題を抱えていると言った背景から見ても、在宅でも歯科診療が受けられる体制は強く求められています。

ニーズの高まりに押される形で、当医院だけでなく、訪問診療をしている歯科医院も段々と増え続けています。

訪問診療では、歯科医院とほとんど同様の診察、治療を受けることができるメリットがあります。

訪問診療では、虫歯・歯周病治療であったり、入れ歯作製、口腔ケアなども可能です。

訪問診療のメリットは、通院が必要ないことだけではありません。

虫歯・歯周病治療においても、患者さんのその時の状態に照らし合わせた治療を進めることができます。

また、入れ歯を作る場合でも、直接患者さんの食事のシーンなどをチェックするなどし、細々とした調整までが可能となります。

ですから、外来で受診される方々よりも、患者様の生活環境であったり、介護されている状態をしっかり把握したうえで対応することができ、より適切な診察や治療、口腔ケアを行うことができます。

口腔機能の維持でQOLの向上!

近年注目されているのは、歯科治療、口腔ケアによって口腔機能を維持することが、QOL(クオリティ オブ ライフ)向上につながるということです。

訪問診療により口腔機能を維持し、食べる喜び、人とのコミュニケーションに楽しみを感じることは、生活のクオリティーに直結することです。

また、病気予防という視点からみても、口腔内を清潔に維持すること、口腔機能を維持することはとても大事です。

さらに、高齢者の方々が注意しなければならない誤嚥性肺炎や、脳梗塞、心筋梗塞といった全身疾患のリスクをおさえるためにも訪問診療はかなり有効的です。

外来受診が難しいから…といって、もうあきらめる必要はありません。

訪問診療という選択肢があることを知っておき、高齢になっても歯の健康維持を頑張って目指していきましょう。

当医院では、いつまでも健康な毎日を過ごしていただきたい思いで、患者様に寄り添った訪問診療を心掛けています。

訪問診療を行えるエリア

現在では、保険制度により、訪問診療が可能なエリアは、医療機関と訪問先(患者さんのご自宅、高齢者施設など)との距離が16km以内であることが原則とされています。

詳細については、当院へお問い合わせください。

歯科医院で定期健診が必要な理由とは

2024年1月15日

歯科医院で定期健診が必要な理由とは

こんにちは。

大阪府吹田市江坂の「はやし歯科クリニック」です。

多くの人たちが、虫歯であったり、歯周病になったとき、治療のために歯医者を利用した経験があるのではないでしょうか。

ご存知の方も多いと思いますが、歯科医院・歯医者は治療するだけでなく、虫歯でない状態のときでも、定期健診(予防歯科)を受けることができます。

歯科医院での定期健診は、それぞれ企業で義務化する動きも見えてきました。

今回この記事では、

歯科医院で定期健診が行われる理由

歯科医院の定期健診を続ける理由

歯科医院の定期健診が義務化される動きがある?

歯科医院に通う習慣を身に着けることも大事?

についてご紹介させていただきます。

歯の健康を維持したいと思っている方は、ぜひ一読ください。

 

歯科医院で定期健診が行われる理由

はやし歯科 定期健診

歯科医院では、虫歯などの治療を行います。

治療が済んで、それで歯科医院とのおつきあいが終わると考える方もおられると思います。

しかし、そうではありません。

そこからが大切なのです。

歯科医院で定期健診を受けることはとても大切です。

定期健診では、

虫歯がないか

歯周病がないか

歯石がないか

なども確認します。

 

定期健診では虫歯を確認する

定期健診では、虫歯を確認します。

そして、虫歯を見つけたら、治療を行います。

虫歯は、直接目で見てわからないような、歯と歯の細かいすき間などにもできてしまいます。

目視で見つけるのは難しいため、定期的な健診が必要です。

間近で治療をしていても、その付近に新しい虫歯が出来てしまっている可能性もあります。

虫歯は悪化してしまうことで歯をなくしてしまう恐れもある、とても恐ろしい病気です。

定期健診で早期発見することはとても大切なのです。

 

定期健診で歯周病を確認する

定期健診では、歯周病の確認も行っています。

定期健診によって、歯と歯ぐきの境目の深さを測って、歯肉の状態など、歯周病の状態を細かくチェックします。

虫歯と同様に歯周病の確認もとても大切です。

歯周病をそのまま放置しておくことで、

狭心症

生活習慣病

誤嚥性肺炎

などといった病気にもかかってしまうリスクもあります。

高齢の方々は、特に歯周病の確認も重要視しなければならないポイントなのです。

 

定期健診で歯石を確認する

定期健診 内容

また、定期健診では、歯石の確認も行います。

歯石は、普段しっかり歯磨きをしていたとしても、付着してしまうものです。

歯石によって、歯肉が圧迫され、歯周病が起こる原因ともされています。

定期健診を受けることで、歯の表面についている歯石だけでなく、歯茎の中に付着している歯石のチェックも行うことができ、歯を最善の状態に維持することができます。

自分自身で歯石を取り除くことは難しいため、定期健診を受けるようにしてください。

 

定期健診でバイオフィルムを取り除く清掃を行う

定期健診では、バイオフィルムを取り除く清掃を行います。

口腔内には、目に見えない細菌がうようよいます。

たとえば、プラークという歯垢は歯の表面に付着した汚れで、虫歯であったり歯周病の原因となるものです。

このプラークは、食べたモノの残りカスだと思っている方々もいるのかもしれませんが、細菌の塊だと考えることができます。

現在プラークは、なんと1g中におおよそ300種以上の細菌を1000億個も含んでいることがわかっています。

また、プラークは、湿潤である口腔内がとても棲み心地がよく、長くとどまり続け、やがて細菌同士が結びつき付着性を有するバイオフィルムになって生息し続けます。

バイオフィルムは一部が残ってしまえば、再度細菌が付着し、増大するタフな性質です。

ごく簡単なセルフケアではバイオフィルムを取り除くことができないため、歯医者で取り除くための清掃を行ってもらいましょう。

さらに、バイオフィルムを除去するために、毎日のブラッシングもとても重要です。

定期健診では、ひとりひとりの患者さんに合った最適のブラッシング法であったり、歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ、歯磨き粉などについてアドバイスさせていただきます。

食生活や日常的な歯磨きの習慣も、定期健診同様にして大事なことです。

歯科医院の定期健診を続ける理由

定期健診

歯科医院の健診は、一度診てもらえばOKということではなく、定期的に通う必要があります。

自分自身で完璧なデンタルケアが出来ていると思っていても、たとえば歯と歯の隙間などは、どうしてもケアが難しいものです。

忙しくて頻繁に行けないという方々も、半年に一度は定期健診をおすすめしております。

歯周病治療を行い、歯垢や歯石を除去し、歯茎を良好な状態にすることができれば、口腔内にある歯周病菌の数は極端に減らすことが可能です。

しかし、それでも菌をゼロ%にすることは不可能と言っていいでしょう。

日頃しっかりセルフケアを行っていたとしても、歯周ポケットの中の歯周病菌の数は、期間を経過することで再び増加することもあります。

ですから、歯科医院の健診は、一回でおしまいということではなく定期的に通い続ける必要があります。

定期的に健診を受けることで、歯周病菌の少ない状態を可能な限り維持することができます。

歯科医院の定期健診が義務化される動きがある?

それぞれ企業では、企業内で業務している人たちを対象として、健康診断を義務化しているところもあります。

現在、歯医者の定期健診については義務化に至っているところは少ないのが現状です。

ただし、歯医者の定期健診がいかに大切なことであるかご存知の方も増えてまいりました。

世の中に浸透したことによって、歯医者の定期健診も「国民皆歯科健診」とし、義務化する動きが出てきました。

国では、国民皆歯科健診の制度を2025年から導入することを目指して検討されています。

現在の歯科医院の定期健診の状況

現在の歯医者の定期健診の状況については、幼児から高校生の子どもさんに対しては、それぞれ自治体であったり、保育所・幼稚園、学校において健診実施が義務化されています。

歯科医院の定期健診が義務化される理由

なぜ、現在、子どもだけの健診だけでなく、大人たちの健診が義務化される動きがあるのでしょうか。

それは、日本人の口腔・歯の健康状態が問題視されているからです。

実際問題、日本において高い歯科技術は保有されています。

しかし、一方では80歳高齢者の平均残存歯数はおおよそ15本に留まってしまっている悲しい現状があります。

他国に注目をすれば、スウェーデン・フィンランド・アメリカという国々では、25本というデータがあります。

それら国々は、まさに予防先進国であり、そうでない日本とはこれだけ大きな差が出てしまったのです。

この差が一体どうして出来てしまうのかと言えば、考えられる大きな要素が定期健診を受ける受診率です。

定期健診が大事だと知りつつも、依然、歯医者は痛くなってから行くという人たちが多い状況は避けられていません…。

現在、日本で定期健診を受けている受診率は、おおよそ50%に留まっている状況です。

スウェーデンを例にすれば、その数値は、80%を超えています。

歯科医院に通う習慣(定期健診)はとても大切です

定期健診が必要な理由
突然歯が痛くなれば、やはり歯医者にいかなければならないと考えるでしょう。

しかし、あまりにも歯医者とご無沙汰であれば、行くことに躊躇して、「もう少し我慢してよう」などと考えてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、虫歯をそのまま我慢していても何も事態は好転しません…。

一方で、歯科医院で定期健診を定期的に受けているという方々にとって治療を受けること自体、とてもハードルが低く感じることでしょう。

先生のこともよく知っているし、自分自身の歯の状態も理解してもらえています。

病院へ通うこと自体は、やはり抵抗感はあるものです。

定期健診について、疑問であったり、わからないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

あなたのお子さんは大丈夫?現代の子供の歯の問題

2024年1月8日

あなたのお子さんは大丈夫?現代の子供の歯の問題

こんにちは。

大阪府吹田市江坂の「はやし歯科クリニック」です。

今回は現代の子供の歯における問題について気になる方へ役に立つ記事となっています。

お子さんの虫歯に悩んでいる方はいませんか?

お子さんの歯並びが気になる方はいませんか?

今日は現代の子供が抱える問題の種類と解決策についてお話したいと思います。

虫歯

子供の虫歯

現代の子供における歯の問題は、主に3つあります。

まずは、子供の虫歯について解説します。

子供の虫歯の原因

子供が虫歯になる原因は3つあります。

1つ目が、乳歯はエナメル質が薄いということです。

大人の歯は、硬いエナメル質でコーティングされています。

しかし乳歯はエナメル質が薄く、永久歯の半分ほどの厚さしかありません。

そのため、虫歯になるとすぐに進行して神経まで達してしまうのです。

2つ目が、歯磨きができていないということです。

子供は、しっかり歯を磨いているつもりでも磨き残してしまうことがあります。

特に奥歯は汚れが貯まりやすいです。

また子供は、あごが小さいため、余計に歯ブラシが届きづらくなっています。

それだけでなく、奥歯の表面に小さな溝がたくさんあり、汚れがたまりやすいです。

3つ目は、間食が多いことです。

おやつには砂糖が多く含まれています。

砂糖の主成分であるショ糖は、虫歯の原因菌であるミュータンス菌が酸を作り出すのに使う材料になります。

この酸が歯を溶かし続け、穴が空いてしまうのです。

これが、虫歯です。

子供の虫歯への対策方法

子供の虫歯への対策方法は、まず大人がしっかり仕上げ磨きをしましょう。

子供は自分でしっかり磨いていても、磨き切れていないことが多いです。

先ほども述べた通り、特に奥歯は磨き残しが多くなるところであるため、しっかり磨きます。

食後やおやつのあとは、できるだけ早めに歯磨きをしましょう。

また、親から子供に虫歯菌が移ることもあります。

そのため、離乳食が始まっても親のスプーンや箸を共有しない、口にキスをしないなどして、感染を防ぎましょう。

1歳から2歳半頃は、食事の幅が広がり虫歯に感染しやすくなる時期です。

この時期に虫歯の感染があると、その後虫歯になりやすい体質になってしまうこともあります。

子供の歯並び

子供の歯並び

乳歯の間は綺麗に生えていたのに、永久歯が生え始めてから歯並びが気になるようになる子は多いです。

歯並びが悪くなると、磨き残しが増えてしまい、虫歯や歯周病の原因にもなります。

噛み合わせのバランスが崩れることもあり、顎関節症になるリスクを高めることにもなります。

では、なぜ歯並びが悪くなってしまうのでしょうか?

以下に解説します。

子供の歯並びが悪くなる原因

子供の歯並びが悪くなる原因は、3つあります。

1つ目は、爪を噛んだり指をしゃぶったりする癖によるものです。

指吸いは、長時間口の中に指を入れたままの状態になります。

これは、上下の前歯に前後の力がかかって噛み合わせがずれてしまう原因となるのです。

他にも、口呼吸や前歯の裏を舌で押し出す癖があると、あごの発達が不足し、歯に負担がかかってしまいます。

これにより歯並びが悪くなる可能性があるのです。

2つ目は、遺伝です。

歯並び自体は遺伝しませんが、骨格や筋肉は遺伝による影響を受けることがあります。

そのため、親が出っ歯や受け口の特徴がある場合、子供にもそれが遺伝する可能性があるのです。

3つ目は、姿勢の悪さです。

意外に思う方も多いかもしれないですが、姿勢が悪いことも歯並びに影響を及ぼしてしまうのです。

例えば猫背の方は、背筋が曲がっている状態です。

背筋が曲がっていると、顎に負担がかかって顎関節症になる可能性があるのです。

背筋が曲がることによって前の歯だけを使って噛む癖がついてしまい、歯のバランスが悪くなってしまうということもあります。

また横向きに寝ていると、毎日同じ方向から口元に力がかかってしまいます。

これが少しずつ噛み合わせに影響を及ぼしてしまうのです。

子供の歯並びの対策方法

子供の歯並びを予防する方法は3つあります。

1つ目は、よく噛むことです。

食事でしっかり噛むと、顎を大きく発達させることができます。

顎が大きく発達することで、永久歯が生える場所が確保されますので、歯並びが悪くなる可能性も低くなります。

食事で噛むときは、左右でバランスよく噛むことを意識しましょう。

また柔らかいものばかりでなく、硬い食材をしっかり噛ませることで、より効果を得ることができます。

2つ目は、日常生活での姿勢や癖を治すことです。

先にも述べた通り、猫背は歯並びが悪くなる原因の1つです。

食事の際は、正しい姿勢を保ちながら、前歯で噛み切り、奥歯で噛み砕くということを意識してみましょう。

また、指しゃぶりや爪を噛む癖も治すことを意識しましょう。

無意識にやっている場合も多いため、家族がそっと注意してあげてできるだけやめることができるようにしましょう。

これらで予防することが難しければ、最後に小児矯正を受けるという方法もあります。

歯科矯正は、顎の位置や骨を正しい位置にし、噛み合わせや歯並びをよくするものです。

矯正器具を使って、1年や2年と時間をかけて歯や顎を動かしていきます。

費用は高額ですが、子供のうちに歯科矯正をしておくことが重要です。

大人になったときに綺麗な歯並びになるのはもちろん、歯が磨きやすくなるため、虫歯になるリスクも少なくなります。

子供の口開き

子供 お口ぽかん

最後に、子供の口開きの問題について解説します。

口開きとは、いわゆる「お口ぽかん」のことです。

安静時には本来口は閉じているべきなのですが、口が開いたままになってしまっている状態のことです。

子供から高齢者の方まで全世代に起こりうる症状ですが、子供の口開きの状態が続くと、歯並びが悪くなったり、口の中の衛生環境が悪くなったりします。

ではそんな口開きは、なぜ起こってしまうのでしょうか。

以下に解説します。

口開きの原因

口開きの主な原因は、舌や口周りの筋肉が弱いことによります。

子供は、口を閉じるための筋肉がしっかり成長していないと、口が閉じられなくなってしまいます。

舌や口周りの筋肉が弱くなる原因としては、柔らかい食べ物を好んだり、食べ物をよく噛まずに飲みこんだりしてしまうことがあります。

噛む回数が減ってしまうことにより、筋肉が発達しないのです。

また、上顎が狭く鼻が発達しないことにより、鼻呼吸が難しくなり、口を開けて呼吸をしようとすることも原因の一つです。

口開きの対策方法

口開きを予防するには、舌や口周りの筋肉を鍛えることが重要です。

できるだけ硬い食べ物を食べさせることによって、噛む力を鍛えたり、噛む回数を増やします。

赤ちゃんの頃はつい、柔らかい食べ物を与えがちです。

しかし、月齢に合わせて食材の形や硬さを変えて、噛む力を育てましょう。

9~11ヶ月頃からは、スティック状の食べ物がおすすめです。

前歯でかじり、奥歯で噛む練習になります。

また、言葉がわかるようになれば、「食べるときは、口を閉じながらよく噛んでね」と声をかけることも効果的です。

食べるとき以外にも、遊びながら舌や口周りの筋肉を鍛えることが可能です。

赤ちゃんのことから始められる「いないいないばあ」は、赤ちゃんも口を大きく開けて笑ったりマネをするので、楽しみながら鍛えられます。

また、フーセンガムを膨らませるのもいいトレーニングになります。

ガムを噛み、舌で伸ばし、舌を入れて息を吹き込む、という一連の動作が、舌や口周りの筋肉を強くすることができるのです。

他にも、笛のおもちゃの「吹き戻し」や、風船などの口遊びも効果的です。

口開きのトレーニングだと思うと、子供もなかなか続けることができません。

このように遊びながら行うと、楽しみながらトレーニングをすることができます。

まとめ

子供の歯の問題

以上で現代の子供の歯の問題についてのお話を終わります。

虫歯や歯並び、口の開きは、子供の頃から起こりうる症状ですが、予防をすることも可能です。

しかし、それでもどうしても防ぐことができない歯の問題というのもあります。

もし、子供の歯のことで気になることや不安になることがあれば、是非一度当院にご相談ください。

ちゃんと治せる!変化する歯周病の治療

2024年1月5日

大阪府吹田市江坂の「はやし歯科クリニック」です。

あけましておめでとうございます。

本年も皆様の健康を、お口を通してサポートさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

自分の歯茎をじっくりと観察したことはありますか?

実は、歯周病は日本の30歳以上では約80%の方がかかっていると言われています。

「どんな症状があるの?」「歯周病かもと感じたら?」という疑問に思ったり、不安になったりしますよね。

そんな方にも分かりやすく歯周病について、治療について以下の項目に沿ってご紹介していきます。

どうなったら歯周病なのか

歯周病とは

「歯周病」という病名は耳にする機会も多いかと思いますが、何が原因で、どんな症状が出てくるのかはご存じでしょうか?

①静かに進行している歯周病

皆さんは「虫歯になっているかも…」と思う時はいつですか?

多くの場合は、「歯が痛いな」など痛みを感じることで違和感に気付きますよね。

しかし、歯周病は症状がかなり進行しないと痛みが出現しません。

そもそも、歯周病は細菌の感染によって引き起こされる「炎症性疾患」です。

簡単に言うと、細菌が原因で炎症が起こり歯の周りの歯茎や歯を支える骨など「歯の土台」となっている部分が溶けてしまう病気です。

普段の歯磨きなどのセルフケアで、歯と歯茎の境目の清掃が不十分となっていると多くの細菌が停滞してしまいます。

歯茎の辺縁が赤くなったり、腫れたりと炎症を起こし始めてしまうのです。

しかし、炎症を起こし始めても、軽度のうちは痛みを生じないことがほとんどで気付かない方も多いのです。

気付かずに放置していると、さらに進行してしまい痛みを感じる、膿がでたり歯が動揺したりと症状も重いものになっていきます。

最終的には、歯を抜かなければならない状態になる可能性もあるのです。

②原因の根本は不十分なセルフケア

歯周病の症状についての説明でも触れましたが、歯と歯茎の境目に停滞する細菌が原因となります。

口内にはもともと「約400〜700種類」の細菌が住んでいる状態です。

しかし、これらの細菌の全てが歯や歯茎にとって悪い働きをしている訳ではありません。

毎日の歯磨きが不十分だったり、砂糖が多く使われているお菓子や飲料などを過剰に摂取していると細菌は粘着性が強くなり歯にくっつき「歯垢(プラーク)」となります。

歯垢はうがい程度では落とすことは難しく、取り除かずにいるとさらに「歯石」へと変化していきます。

歯石は普段の歯磨きだけでは落とせないほど強固に歯の表面に付着してしまいます。

この歯石は、次第に炎症を引き起こす毒素を出し始め、さらに状態を悪化させる要因となるのです。そのため、歯科医院で取り除く処置が必要になります。

③セルフチェック:自分で気づいて早期治療へ

歯周病は軽度の時は痛みなど危険を感じるような症状は少ないです。

違和感が出た頃には症状が進行し歯を抜かなければならない状態になっていることもあります。

普段から自分で歯茎の状態をチェックしておくことで重症化を防ぎ、早期治療に進めるようにしておきましょう。

セルフチェックのポイントをいくつかご紹介します。

□:口臭が気になる
□:起床時に口の中がネバネバする
□:歯茎が赤く腫れてきた
□:歯磨きで出血しやすい
□:歯茎が下がり、歯が伸びたように見える
□:固いものが食べにくくなった
□:歯と歯の間に物が詰まりやすい
□:歯が浮いたような気がする
□:歯がぐらぐらと揺れている気がする

いかがでしたか?

ご自分に当てはまる項目はいくつありましたか。

気になる点があれば、確信がなくても一度歯医者さんに掛かることをオススメします。

歯周病の治療方法

歯周病の治療方法

次に歯周病の治療方法をいくつかご紹介いたします。

①基本的な治療方法

現在の歯周病の治療で大切なことは、しっかりと歯垢や歯石を取り除き細菌の増殖を食い止めることです。

これにより、歯茎の更なる炎症を抑え、歯周病の進行を阻止することができるのです。

歯周病も軽度から中等度、重症など進行度は様々ですが、まずは歯科医院で行う「歯周病基本治療」についてご説明します。

ステップ1

まずはスクリーニング検査を行い、歯周病かどうか、症状はどの程度進んでいるかなどを確認していきます。

歯周病であることが判明した時に、状態によってはレントゲンなどの精密検査を実施する場合もあります。

ステップ2
歯垢・歯石の除去(スケーリング・ルートプレーニング)を実施します。

このときに、自宅での歯磨きの方法についてブラッシング指導を行います。

ステップ3
再検査となります。歯周ポケットなどの検査を行います。

歯科医院で一時的に歯垢や歯石を綺麗に取り除いても毎日の歯磨きが疎かでは再び口内の環境は戻ってしまいます。

その為、再検査にて状態を確認し歯周病の症状が落ち着いているか、再度症状が出現していないかを評価する必要があるのです。

「歯周病基本治療」は大まかにこのような流れで進めていきます。軽度の場合は2回程度で終了となる場合もありますが、進行度合いによっては数回治療の為に通院する必要もあります。

症状が中等度進行している場合は、歯と歯茎の間の「奥」(歯周ポケット)に歯石が付着してしまっていることもあるので、歯垢・歯石除去の際に麻酔を使用して除去することもあります。

その人、その人の歯周病の状態によって少しずつ治療方法も調整していきます。

②重症化してしまったら…

中等度以上に状態が進行してしまったら、「歯周外科治療」へと移行していきます。

重症化してしまうと、歯を支えている骨がかなり溶けてしまい、歯がグラグラと動き出してしまうような状態に陥ってしまいます。この状態では、食事にも支障が出てしまいます。

「歯周外科治療」とは、歯周病によって破壊されてしまった歯茎や顎の骨を再生させたり、外科手術を行い歯周組織の形を整えたりする処置法になります。

外科治療は、患者様への負担も大きくなるため、早期に基本治療を開始し重症化を食い止めることが大切です。

③治療完了のポイントはセルフケア

歯周病 セルフケア

歯石除去など歯科医院でしか行えない治療もありますが、毎日の歯磨きもかなり重要です。

歯磨きのブラッシングは多くの人が子供の頃から自己流で行っています。

歯科医でも100点満点のブラッシングはなかなか難しいものです。

しかし、歯の表面や歯茎との間に溜まった歯垢は2日程度で歯石を完成させてしまいます。

あっという間に歯石が溜まってしまうのです。

歯磨きのブラッシング方法やデンタルフロスの活用などを歯科医院でしっかりと指導を受け、毎日の継続したケアができる様にしましょう。

この毎日のケアにより、歯垢(プラーク)が増加しないようにコントロールすることが大切で「プラークコントロール」とも呼ばれます。

歯磨きなどのケア以外にも、私生活で注意しなくてはいけないものもあります。

例えば、「だらだらと間食を続けない」、「煙草や飲酒は控える」などです。

日頃からのケアで、歯垢の素となる細菌が好む環境を作らないようにすることも大切です。

まとめ

歯周病の治し方

歯周病はなかなか痛みが出ず、進行していることに気付きにくいです。

ご紹介したセルフチェックを活用しご自分が歯周病かどうか再度確認してみましょう。

確証はなくても、気になる点があれば、すぐに歯科医院に受診して検査を受けましょう。

早期に発見できれば、基本治療とセルフケアで症状を抑制することが可能です。

重症化してしまえば、食事など日常生活に支障をきたしたり、外科治療といった手術が必要になってしまいます。

少しでも負担を軽減するためにもお気軽にご相談ください。

◆年末年始の診療について◆

2023年12月25日

誠に勝手ながら
2023年12月28日(木)午後から
2024年1月4日(木)まで
年末年始休診とさせていただきます。

1月5日(金)から通常診療とさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。